“お米ブーム”は、いまもジワジワ進行中だ。これまで「米粉パン」や「米粉ロールケーキ」「米粉ドーナツ」などがさまざまな店のショーケースに並び、果ては米粉を使ったファンデーションまで登場というウワサ。今回、ついに洋食の雄“パスタ”へ進出。一連のブームの“真打”となるか。
ライスパスタを扱う都内のレストランでは、ブーム感や珍しさもさることながら、味や食感そのものにハマる人が続出とのこと。さっそく編集部も実食!
原料は玄米を含む「米100%」で、食感はムッチリモチモチ。生パスタを彷彿させるが時間が経っても伸びることがなく、弾力を保つのがスゴイところ。原料が米なので、和風などアジアンテイストのソースには、小麦が原料のパスタよりも合うかもしれない。下記の2店では、2/28(土)まで、紹介しているライスパスタのメニューが登場する。
RISTORANTE&BAR Desse(中央区銀座)「湘南みやじ豚と茄子の和風ボロネーゼライスパスタ生姜風味 1280円」
ライスパスタの食感にハマッて2日連続で食べる人もいるほどの人気。写真のボロネーゼ以外にも、有機野菜をたっぷり使ったトマトソースやオイルソースに絡めるなど、日替りランチにも登場する。
Loco Blue 恵比寿(渋谷区恵比寿)「スープ仕立てのライスパスタ 840円」
ベトナム風エスニックスープに麺がよく絡む。時間が経ってもモチモチ食感を保つため、スープ料理とも相性がいい。「いままで食べたことのない食感で、おもしろい」と、みな完食するそう。
また、ライスパスタはGI値49という低GI食品でもある。GI(グライセミックインデックス)は、食後の血糖値の上がりやすさを示すもので、値が低いほど血糖値の上昇が緩やか。低GI食品を食べることは、メタボリックシンドローム予防の有効な方法の一つと考えられている。そもそも“お米”は、日本人の主食として約3000年の歴史を持つ。白飯以外にも“主食となる米食”を食生活に取り入れることは、日本人の体にも合っていると言える。お米文化を見直すきっかけに、あなた自身の舌でもライスパスタの実力を試してみて!【東京ウォーカー/高柳舞】