「今日は『カレーつけそば』ありますか?」。店に入るなり聞くつけ麺王子=シャンプーハット・てつじ。お目当てのメニューがあるとわかり「これにありつけるのは、ナンバーズ3当選くらいの幸運やで!」と顔をほころばせる。
今回訪れたのは、大阪・今福鶴見で「カドヤ食堂」と共に人気を集めている「鶴麺」。「Everyday Goodnoodle」のキャッチが書かれたユニフォームが背中にまぶしい店主が、牛すじカレーつけそば(ミニごはん付き)980円(限定20食)を差し出した。
「カレーVS麺でいつもカレーが勝つと思ったら大間違い。ここのカレーは優しく麺を包む羽毛のよう。あくまで麺が主役やねん」と王子まで優しく甘い目に。料理が運ばれ、勢いよくすすり出すかと思いきや、じっくりと味わっている。「すするだけがつけ麺じゃない。これは麺を食し味わうためのメニューなんです」と時間をかけてツルリ。
シメはスープ割りでなく、ご飯を入れて完食。「あくまでスープを楽しむためのご飯です。カレーライスと勘違いしないよーに!」と、大満足の王子なのでした。
(関西ウォーカー編集部/薮 伸太郎)