沖縄ライフを満喫!恩納村住みます芸人「ぬらりひょん」に直撃インタビュー!

東京ウォーカー(全国版)

日本全国の各地域に派遣された吉本芸人がその地域の良さを内外にPRしていく、吉本興業の「あなたの街に住みますプロジェクト」。今回このプロジェクトに「沖縄県恩納村の良さを県内外にPRして欲しい!」と依頼があり、オーディションの結果、「恩納村住みます芸人」に、若手コンビ芸人「ぬらりひょん」が決定! 事務所の先輩でもある沖縄出身のガレッジセール川田立ち合いの下、6月1日にサンシャインシティ・噴水広場で行われた「お笑い臨海合宿in恩納村」の出発式から1カ月。恩納村に住み、アルバイトやUSTREAM配信をしながら、恩納村の見どころや文化を県内外にPRしようと奮闘する2人を直撃した。

―――今回の「お笑い臨海合宿」なんですが、6月11日から9月1日までの期間限定なんですね。ここで次期観光大使になれるか力量を試されるわけですか?

深田:はい。今は“恩納村観光大使見習い”なので、ここで、三線、エイサー、シーカヤックなんかを学ぶんです。それを人に教えられるくらい上達したら、肩書きが一個上がって、“次期観光大使”になれるんです。

―――観光大使見習いに選ばれた時にはどういう心境でしたか?

斉藤:正直、「なんで僕らが!?」って思いました。やっぱり沖縄出身じゃないし芸歴も浅いし。

深田:なんで僕らなんですか? って聞いたら、「うーん、好感度かな」って言われましたね…。

―――ちなみに「ぬらりひょん」という名前はどういった意味で付けたんですか?

深田:ただ単に、斉藤が一番かわいらしいと思う名前にしたかった、ということで付けたんです。妖怪の総大将「ぬらりひょん」にかけて、お笑いで天下とろう! という意味もありますが、それは後付けです!

―――今は「おんなの駅」(恩納村にある道の駅)で働いているんですよね?

深田:そうです。「おんなの駅」にある「なかゆくい市場」で、野菜の集荷係とレジ打ちをやっています。

斉藤:「わあー、芸人がレジやってるー、ウケるー!」とか言われても気にせず、ボケなしでただ真面目に働いています。

深田:僕らがいる日を告知しているポスターがあるんですけど、僕がいるレジの前にまで貼ってるんで、たまにおきゃくさんが見比べて「え? 同一人物ですか?」って言われるんですよ。沖縄に来て13kg痩せちゃったんで。だからもう、どんどんイケメンに…。

―――…かわって斉藤さんは、中華料理が得意とありますが。

斉藤:チンジャオロースが得意です! ちなみに深田も料理が得意で、毎日USTREAMで配信している夕食作りは、彼が担当しています。

深田:毎日、「おんなの駅」のおばちゃんに、沖縄の家庭料理のレシピを聞いて作ってるんですけど、みんなキビしいんですよー。「あそこで島豆腐入れ忘れただろ!」とか言われます。

―――ブログでアップしている料理を見ると、どれもおいしそうですよね! シブイ(冬瓜)を炒めているのにはビックリしましたけど。

深田:これも人に聞いて、そんな家庭料理があるんだ! って信じて作ったら、まわりから「シブイは炒めない!」って突っ込まれました。

斉藤:USTREAMでは22:00~23:00に放送しているので、ぜひ見て欲しいです! あ、僕は“沖縄なぞなぞ”を考えているんですよ!

深田:斉藤の沖縄なぞなぞもUSTREAMでコーナーを持っているんですけど、視聴者がツイートで評価するんですよ。「今日のなぞなぞはクオリティーが低い」とか!

―――毎日楽しみですね! 地域の人たちとの交流も増えてきているようですが、基本は自転車移動なんですよね? バスは乗らないんですか?

斉藤:バスに乗ろうと思ったら、止まらなかったんですよ!

深田:沖縄ルールブックに書いていました。沖縄のバスは手を挙げないと止まらないって!

―――那覇のバス停には「手を挙げないでも止まります」って書いてあるんですよ。

斉藤:えー!? それは見たい! 那覇は止まるんですね!

―――おばぁはどこでも手を挙げて止めようとしますけどね。

深田:それもルールブックに書いてありました!「おばぁは全てだ」って。

―――確かに(笑)。もうどんどん地域になじんでいっていますねー。今は観光大使見習いですが、次期観光大使になったあかつきには、どうされたいですか?

斉藤:僕は、恩納村を…けんつおうそざいちに…。

深田:うわー。大事なところ噛んじゃったよ! 「県庁所在地」ね。

斉藤:とりあえず、今の恩納村観光大使の益子直美さんに挨拶ですかねー?

―――じゃあやっぱり、沖縄のことをもっと勉強しなきゃいけませんね。

深田:そうですね。沖縄ルールブックの答え合わせもしながら、色んな所をまわります!

―――今の段階で、ぬらりひょん的な、恩納村のオススメポイントはありますか?

斉藤:やっぱり海ですかね。万座毛の裏がステキですよ。誰もいないプライベートビーチが広がっていて、万座毛の違う一面が見れるのでオススメです!

深田:僕たちが働く「おんなの駅」ですねー。野菜も海産物も産地直売で新鮮でこれまた安い! おいしいしね!

―――それでは、沖縄にいる間のそれぞれの目標を教えて下さい!

深田:方言で話しかけてくるおばぁ達と“通訳なし”でしゃべれるようになることですね。

斉藤:僕は、ビーチというビーチを回りたいですね! 誰も知らないだろうというビーチを制覇したいです!

―――目標はそれぞれですが、恩納村観光大使目指して頑張ってください!

深田、斉藤:恩納村をPRできるように頑張ります!

今後は、恩納村のまつりやイベントで、恩納村にちなんだネタ披露もしていく予定。さらに、8月からは地元の青年会に入って本格的にエイサー活動を始めるとあって、日本有数の観光地である沖縄の「恩納村」をどう紹介していくのか気になるところ。夏休みに沖縄旅行の予定があれば、恩納村に足を運んで、ぬらりひょんの2人を探してみて!【東京ウォーカー】

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