東京ディズニーリゾートとしては初となる“3D映像+ライド(乗り物)”の注目アトラクション「トイ・ストーリー・マニア!」(7月9日オープン)。現在放送中のテレビCMを見て胸躍らせている人も多いであろう同マシンだが、7月5日に東京ディズニーシーでプレス内覧会が実施され、記者もいち早く体験! これまでにない驚きの“狙い撃つ快感”にはまってしまった。
この「トイ・ストーリー・マニア!」は、ニューヨークの古きよき遊園地を再現した新エリア「トイビル・トロリーパーク」で展開される、多彩なシューティングゲームが楽しめるアトラクションだ。記者はドキドキしながらも、まずは3Dメガネを装着。2人ずつトラム(ライドビーグル)に乗り込んで、冒険をスタートさせた!
まずはおもちゃたちの持ち主・アンディのベッドの下へ進み3D空間へ。すると的を抱えたウッディが登場し、練習用ステージが始まる。トラムに搭載されたシューターの使い方や、的の狙い方を教えてくれるのだが、的のど真ん中にヒットしたときの感覚がなんとも爽快で、あっという間にゲームの魅力に惹き寄せられることに。こうしてコツを掴んだら、本格的にシューティングゲームが開始となる。
コース内には、タマゴを投げて木で出来た動物を倒したり、ダーツで風船を割ったりと、バラエティに富んだステージが次々に登場し、気がつけば記者も夢中に! ついヒートアップしてしまい、アトラクションが終了するころには心地よい疲労感とともに、最後までやり遂げた達成感を味わうことができた。ただ演出を楽しむだけではなく、自分でアクションを起こして、作品の世界観にグイグイ入り込んでいける点こそ、同アトラクション最大の魅力だろう。
なおコース内で獲得した得点は、モニターにリアルタイムで表示されるので、常に自分のポイントを気にしながらゲームを楽しむことが可能。さらにゴール付近の大型モニターには、1時間ごと、当日、月間で集計された最高得点も表示されるので、記録更新を目標に何度も挑戦する“ツワモノ”が続出するはずだ。
ちなみに同アトラクション、ゲームそのものだけではなく、建物の外観や内装にもこだわりが散りばめられている。トイビル・トロリーパークのエリア内に入ると、いきなり巨大なウッディの顔が迎えてくれるのを筆頭に、ハムやスリンキー・ドッグ、ウッディの愛馬・ブルズアイといった人気キャラクターたちが登場し、来場者を楽しませてくれる。さらに記念写真が撮れるコーナーや、ミニゲームで遊べるスポット、グッズの販売店なども並んでいるので、入場待ちの時間も有意義に活用することができそうだ。
続いてウッディの口を通ってなかに入ると、まるでおもちゃ箱をひっくり返したかのような空間に! おもちゃの大砲やトランプタワー、巨大ドミノなどがズラリと並ぶ様子は、“小人になっておもちゃ箱のなかに迷い込んでしまった”感覚。アトラクションのおもしろさはもちろん、世界観の作り込みがハンパではないのだ。
熱烈な『トイ・ストーリー』ファンはもちろん、ゲーム好きの子どもから記録更新を目指したい大人まで、幅広い層が楽しめる「トイ・ストーリー・マニア!」。一度プレイすれば、ハマること間違いなしの同アトラクション、ぜひ体験してみてほしい。ちなみに記者は、初挑戦時は残念なスコアだったので、オープンしたら早速リベンジに行くつもりだ!!【東京ウォーカー】