数々の伝説を持つ、史上最強のアイス「ガリガリ君」。暑い夏だけでなく、年間通して売れ続ける“モンスターアイス”で、昨年は1年間で驚異の3.9億本(!)も販売したという。30年以上の歴史を持ち、もはや日本の“夏の風物詩”と言える「ガリガリ君」の人気の秘密を探った。
世代を問わない人気の秘密には、計算された企業戦略があった。63円からとお手ごろな価格はもちろん、シーズンごとに新しいフレーバーを登場させ、他業界とのコラボなど、積極的に話題づくりにはげんでいるので、飽きることがない。「当たりが出たらもう一本!」というドキドキ感も、ロングヒットを支える要因の1つだろう。この“当たり棒の魔力”には、いい大人たちまで夢中になってしまう。
「毎年好評のガリガリ君 梨もスタートしました。今年は大台の4億本突破を目指しますよ!」と熱く語ってくれたのは、広報担当の萩原史雄さん。“幻のガリガリ君”との呼び声高い「ガリガリ君 梨」は、本物のナシの実を食べているようなシャリシャリとした食感が楽しめると人気の商品。昨年も発売直後に売り切れ続出で、“ガリガリ君難民”が出たほど。そんな人気商品を今年も味わえるとあって、期待大だ。
もちろん、定番の「ガリガリ君 ソーダ」も忘れてはいけない。ガリガリ君シリーズの中で唯一の通年で食べられるフレーバーで、ガリガリ君を代表する味といえる。“アイスキャンディーの膜のなかに、かき氷を入れる”という手法で丁寧に作り続けられているのだ。また、今年の「ガリガリ君 リッチ」は、日本女子サッカー応援キャラクターや、ポケットモンスターの人気キャラとコラボした商品が発売されるので、コチラも要チェック!
この夏も暑く、節電が求められる様子。ガリガリ君を食べて、体の中からクールダウンして、おいしく涼しく夏を乗り切ろう!【関西ウォーカー】