海外旅行時の女性の現金持ち歩き額で、性格や貯蓄額などの生活実態がバレる!? 働く女子のHappyなライフスタイルを応援するwebサイト「Happy OL」が全国の20代から40代までの女性400人に対して実施した海外旅行時のマネースタイル別生活実態調査で、意外な事実が分かった。
それによると、海外旅行時に両替を最小限に留め、基本はカードを活用する現金を持ち歩かない女性“現金モタネーゼ”は約4割。現地で使う予定の金額全額もしくはそれ以上を両替し、多額の現金を持ち歩く女性“現金モチスギージョ”は約6割という結果に。その2種類の女性に、日常生活でも違いが見られることが分かったのだ。
まず、差があったのが貯蓄額。「貯蓄額が500万円以上ある」と答えた女性が“現金モタネーゼ”では35%だったが、“現金モチスギージョ”は24%と、10%以上の開きがあった。また、お金の管理スタイルについては、“現金モタネーゼ”は31%が収入支出をしっかり管理している一方で、“現金モチスギージョ”は22.3%に留まり、財布の紐の緩さが目立つ結果になった。
さらに、自覚している性格にも違いが。“現金モタネーゼ”が自らの性格について「決断力がある」「理性的」「堅実」と答えた人が多かったのに対し、“現金モチスギージョ”は「優柔不断」「感情的」「頑固」と回答している人が多く、また恋愛についても“現金モタネーゼ”の方が積極的だということが分かった。
調査について作家・エッセイスト・心理カウンセラーの晴香葉子さんは、「クレジットカード所有率が90%を超えている時代にも関わらず、“現金モタネーゼ”は400人中167人と少数派。今回の調査で、少数派の“現金モタネーゼ”の方が生活面で勝ち組で、自己効力感も高く、すっきりと積極的に暮らすことができるという概観がつかめました。カードを有効に活用し、海外旅行を楽しむ姿勢は、前向きで軽やかな人生への搭乗口と言えそうです」と話す。
ちなみに男性400人に行ったアンケートでは「荷物が少ない女性が好み」と答えた男性が約7割、「財布が薄い人が好み」と答えた人が約6割と、ここでも身軽な“現金モタネーゼ”が人気に。さらに、荷物が多い人、財布が厚い人に対して「だらしない」などの理由で悪いイメージを持つ男性も多いという結果になった。
また、観光ジャーナリスト・ファイナンシャルプランナーの千葉千枝子さんは、「多額の現金を持ち歩かないのが海外旅行の鉄則」と“現金モチスギージョ”に安全面でも注意を促す。「海外の空港や鉄道駅、ブティックなどでは、獲物を探している悪い人が大勢いることを忘れずに。ショッピングやレストランではクレジットカードを利用して、なるべく現金を持ち歩かないようにしましょう」とアドバイスを送る。
貯蓄額や性格、恋愛の積極性までが明らかになった今回の調査。貯蓄があり、男性にモテる女性を目指すならば、まずは海外旅行時にカードを上手に活用して“現金モタネーゼ”を目指してみては?【東京ウォーカー】