全国屈指の花火師による多彩なプログラムが魅力の「第44回豊田おいでんまつり花火大会」が7月29日(日)に開催される。例年約36万人もの人出があり、打ち上げ発数は約1万3000発。オープニングが華やかなことでも知られる同大会の穴場ビュースポットを調査したので、出かける前にぜひチェックしてほしい。
まずは見どころ。音楽とシンクロさせたメロディ花火やワイドスターマインなど、大迫力の演出は見ごたえ充分。なかでも注目して欲しいのは、三河特有の勇敢な手筒花火だ。空に向かって吹き上げる火花と、伝統の花火を抱える勇姿は感動必至! 松平郷手筒保存会が披露してくれる。
イチオシのビュースポットは協賛席隣にある久澄橋付近の河川敷だ。久澄橋は矢作川にかかる国道301号線の橋。その北側にある河川敷は、前日の朝6:00に場所取りが解禁される。目の前で打ち上がる豪華花火に感動すること間違いなしだ。ただ、ビニールシートでの場所取りが禁止されているため、「おいでんファイナルの踊りが見たい!」という人には、毘森公園がオススメ。踊りコースから豊田市駅と新豊田駅を越えた先にあり、打ち上げ会場からは徒歩20分ほど。花火は東の空に打ち上げられる。ほとんど混雑しないため、のんびりと花火を楽しみたい人にもオススメだ。
「豊田おいでんまつり花火大会」は、7月29日(日)の19:10から。前日に開催される「おいでんまつりファイナル」の熱い踊りにも負けない、熱い花火を目撃せよ!【東海ウォーカー】