ポケモン史上初の大型ウォークスルーアトラクションが三重県桑名市の大型アミューズメントパークに登場し、話題となっている。早速、編集部でそのキュートな魅力を体験すべく、取材に出かけてきた。
これは、ナガシマスパーランドに7月21日にオープンした「ポケモンアドベンチャーキャンプ」(以下PAC)。ナガシマスパーランドは、世界最大級の木製コースター「ホワイトサイクロン」など、迫力満点のアトラクションを数多く抱えた東海地方最大級の遊園地だ。
早速“ポケモンだらけ”のPACへ。ポケモン史上初となる、大型のウォークスルー型アトラクションというだけあって、夏休みは多くの家族連れでにぎわっている。アトラクションはミッションに沿ってゲームにチャレンジする形で、全5種類のなかから選ばれた謎を調査する。年齢によって難易度が変わるので、子供も大人も楽しめるのが嬉しい。
まずは入口で専用端末の「コンパス」をもらう。全5種のなかからランダムで今回のミッションが決定!これに名前や年齢などのデータを登録して、アトラクションエリアに移動すると、いよいよ冒険のスタートだ。
今回のミッションは「グライダーを作って嵐の中にいる伝説のポケモンを探し出す」というもの。コンパスの画面に表示される指示に従って、材木をキャッチするゲーム→材木を使ってグライダーを作るゲーム→作ったグライダーで空を飛ぶゲームと、3つのゲームにチャレンジした。それぞれゲームとして面白いうえ、ストーリー性も抜群。簡単そうに見えて、何気に難しく、大人でも必死にのめり込むこと間違いなしだ。
さらに面白いのが、コンパスのAR(拡張現実)技術。エリア内のポイントでコンパスをかざすと、隠れているポケモンが画面上に出現!大人でも「おっ」と声を上げてしまう、新感覚のアトラクションとして楽しめた。
また、ゲーム完了後に出口でもらえる図鑑カードもユニーク。カードには名前とスコアのほか、見つけたポケモンがずらり並ぶ。これを次に行く時に持って行くと、違うミッションで遊べて、新たに発見したポケモンがどんどん追加されていくシステムだという。ついついポケモンのコンプリートを目指してリピートしてしまうのだ。
また注目したいのが、このPACでしか手に入らないキュートなグッズの数々。まずは全3種のピカチュウのストラップ。PACオリジナルの、帽子とバッグを身に着けたピカチュウが、モンスターボール・マスターボール・クイックボールと一緒に付いている。各ボールに合わせてストラップひもの色も違うので好き名のを選ぼう。
子供用のTシャツからも目が離せない。表には青いピカチュウのシルエットがあり、さらにシルエットの中に描かれている迷彩をよく見ると、レシラムやミジュマル・ヤナップなどのポケモンが隠れているのだ。裏側にはポイントでピカチュウが描かれているなど、こだわりが詰まった一枚になっている。
会場に設置してある記念コイン「メダリーフ」にもピカチュウが登場。全3種のうち、2種類がオリジナルデザインで、もちろんPAC限定!
7月14日に「ちびっこひろば」のオープンや「ウルトラツイスター」の移設オープンがあり、今回の「PAC」オープンでさらなるパワーアップしたナガシマスパーランド。この夏は「ポケモンアドベンチャーキャンプ」で伝説のポケモンを調査しよう!【東海ウォーカー】