世界中で愛されている「ハローキティ」の展覧会が大阪梅田の大丸ミュージアムにて、8月9日(木)~21日(火)に開催される。3代目キティデザイナー•山口裕子さんが生み出したタブローやオブジェなどのハローキティ作品17点を現代アートとして初公開するほか、懐かしいグッズ約200点を通して“キティの魅力”に迫る展覧会だ。
1974年に日本で誕生したキャラクター「ハローキティ」。年間販売されるグッズは5万種類以上にものぼり、世界109か国で愛され続けている。ミュージシャンやモデルなど海外セレブのファンも多く、日本のKAWAII文化の代表として世界中から熱い視線を浴びている。
その人気は1980年から3代目デザイナーとなった山口裕子さんの存在なくしては語ることはできない。山口さんは株式会社サンリオ入社後、1980年よりハローキティの3代目デザイナーとして活躍。現在まで35年以上に渡りキティを担当し、様々な変化をキティに与え続け、世界109カ国で年間5万種類以上の商品が販売されるキャラクターにまで育てあげた。1999年にはキティのボーイフレンド「ディア・ダニエル」、2004年にはキティのペットという設定の「チャーミーキティ」を生み出し、人気キャラクターとなっている。
自ら考案した、サンリオショップを回ってファンの方と直接交流し、キティの絵を描きサインする「サイン会」は海外を含め1000回を超える。最近では国内外のデザイナー、アーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。山口さんは「キティは私のものではない。みんなのキティだから、みんなの欲しいものを作ってあげたい」と語り、新しいキティを創り出してきた。
いつものキティとは違う表情をみせる、アートとしての新しい世界を、この機会に是非楽しんでみて!【関西ウォーカー】
◆ハローキティアート展
住所:大阪市北区梅田3-1-1大丸梅田店15F
開館時間:10:00~19:30、最終日は~17:30
料金:一般800円
交通:JR大阪駅と直結
問い合わせ:06-6343-1231