標高2000m超で味わう“天空スイーツ”の魅力

東海ウォーカー

毎日、暑い日ばかりが続くと、どこか涼しい場所はないか…という気分になってくる。そんな時にオススメしたいのが長野県にある御嶽山だ。高山植物やめずらしいチョウに会えるだけでなく、ロープウェイで御嶽山の中腹まで登ったところにある展望レストラン「ジーベン」では手作りの“天空スイーツ”が楽しめるという。

御嶽山は標高3067mの複合成層火山で、標高3000mを超える山としては日本国内で最も西に位置する。滝が多いことでも知られており、山頂の最高気温は真夏でも22度と、都市部で暮らしていると忘れてしまった涼しさを体感できる。「御岳ロープウェイ」で、標高2150m地点にある飯森高原駅まで登ると、アルプス・南アルプスの山並みが一望できる。周辺には花畑や遊歩道が整備されており、手軽なハイキングにも最適だ。

そんな御嶽山の中腹で“天空スイーツ”が楽しめるのは、飯森高原駅に併設されている展望レストラン「ジーベン」。窓際のカウンター席からは、乗鞍山や中央アルプス、木曽駒ケ岳に連なる雄大な景色を眺めることができる。日によっては、眼下に雲海が広がるため“天空”にいるような気分に。「そばのクレープ」(350円)は、生地とクリームに開田高原産のそば粉を練り込んでいる。表面には“御岳ロープウェイ”の焼印が押されているので、写真を撮るのにもってこいのメニューだ。「そばシュー」(350円)にも、粗びきの開田高原産そば粉がたっぷり! そばの香ばしさが口いっぱいに広がる絶品スイーツ。ほかにも多数メニューがあるが、パティシエによる手作りのため、日によって品ぞろえが変わるのを覚えておこう。

もちろん、ロープウェイで山麓から中腹に到着するまでの約14分間も素晴らしい。ゴンドラが雲海を抜けて上っていく様子は幻想的。夏の暑さに疲れたら、御嶽山の涼しさと“天空スイーツ”で元気になってみては?【詳細は7月31日発売の東海ウォーカーに掲載】

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