連載開始から今年で25年。作者・荒木飛呂彦の故郷・宮城県仙台ほか東京でも「荒木飛呂彦 原画展 ジョジョ展」が開催されるなど、今なお根強い人気を誇るマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」。このたび、シリーズの中でも特に人気の高い“第三部”のキャラクターをデフォルメした「キューティーフィギュアマスコット」が発売されることが分かった。全9種(各500円)で11月上旬より発売される予定。
「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年よりコミック誌「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載がスタートした人気マンガ。第一部の「ファントムブラッド」からスタートし、今回フィギュア化された第三部「スターダストクルセイダース」などを経て、現在は青年コミック誌「ウルトラジャンプ」で第八部「ジョジョリオン」が連載中。
これまでマンガから派生し、アニメ、小説、CDカセットブック、ゲーム、トレカ、フィギュアなどに展開され、ついには、LGエレクトロニクスとコラボしたスマートフォン「L-06D JOJO」が間もなく発売されるという、まさに社会現象となっている。人気バラエティー番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)ではケンドーコバヤシやオリエンタルラジオ・中田敦彦、中川翔子らが「ジョジョの奇妙な芸人」として登場するなど、芸能界にもファンが多い。
今回、フィギュア化された「第三部」は女性にも人気の高い「スターダストクルセイダース」シリーズのキャラクター9体。主人公の空条承太郎(くうじょう・じょうたろう)のほか、花京院典明(かきょういん・のりあき)、スタープラチナ、宿敵であるDIO、ザ・ワールド、ジョセフ・ジョースター、イギー、ザ・フール、ハイエロファントグリーンといったラインナップだ。
商品開発を担当した株式会社メガハウスライフホビー事業部の熊谷宅美さんは「デザインをするにあたり、作者である荒木先生のかっこいいデザインを、あえてかわいくしようとニトロプラウス所属のちみ絵師、ゆーぽん先生にデザイン依頼しました。各キャラクターのイメージを損なうことなく、とてもキュートにできたと思います」と自信を見せる。
キャラクターの高さは約3cm。全部集めて、自分だけのジョジョの世界をかわい~く再現してみては?【東京ウォーカー】