皮の色で健康効果が違う!?バナナの日を目前にサンプリングイベントが開催

東京ウォーカー(全国版)

8月7日(火)の“バナナの日”に先駆け、前日の8月6日、JR有楽町駅前でバナナのサンプリングイベントが開催。集まった人たちに2500本のバナナが次々と手渡されていった。

「緑・黄・茶 皮の色で変わるバナナのチカラ!! バナナの日 バナナサンプリングイベント」は、日本バナナ輸入組合が実施したイベント。有楽町駅中央口前を通る人にバナナを配ると共に、バナナの健康機能について説明する資料を配布した。

実はバナナは、青めのものから黄色、黄色から茶色と皮の色が変わると共に、期待出来る健康機能が変わるフルーツなのだ。配られた冊子によると、店頭に並び始めたばかりの青い皮のバナナは黄色や茶色のバナナに比べ、食物繊維と同じ働きをする難消化性デンプンが豊富だという。腸内環境を整える働きが期待できるそうだ。

肌が気になる人には、全体が黄色に熟した状態のバナナがお勧め。バナナには肌の美容ビタミンと言われるビタミンB6やB2、B3がたっぷり含まれている。加えてシミやシワ、老化にも影響すると言われている活性酸素を取り除く高酸化成分が多いので、健やかな肌に近づけそうだ。

茶色い斑点がところどころに出てきたバナナは、食べると血中の免疫活性を高める効果がある物質が増えるそう。免疫活性が高まると、免疫関連細胞の働きを誘導し、免疫増進にも役立つ。夏風邪が増える今の時期、手軽に食べて健康をサポートしてくれるありがたいフルーツだ。

サンプリング会場では、青めの緑・黄色・茶色のバナナをイメージした、3色ののぼりも登場。バナナを配る女性たちも3色のTシャツを着用し、1人、1人に元気よく声をかけつつバナナを渡すなど、活気あふれるイベントになった。

バナナを受け取った女性は「バナナはよく食べているのに、(皮の色によって健康機能が違うと)知りませんでした」と話し「食べながら(冊子を)よく読んでみます」と笑顔でコメントした。

身近なフルーツながら、意外とよく知らない栄養や健康機能がたっぷりのバナナ。今回のサンプリングイベントに参加した人たちは、改めてバナナのすごいパワーに驚いていた。【東京ウォーカー】

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