日本一カッコイイ男!? 白洲次郎とその妻・正子に注目!

2009年2月20日 21:08更新

九州ウォーカー

Twitterで
シェア
Facebookで
シェア

近年、「日本一カッコイイ男」と評され、人気を集めている男性がいる。1902生まれの実業家・白洲次郎(しらすじろう)だ。「日本で最初にジーンズをはいた男」とも言われ、180�を越す長身と、ダンディな風貌は、当時の日本人のイメージを覆してくれる。彼が有名な理由は、そのルックスのせいだけではい。終戦後、GHQの要人たちに「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめた、その国際的交渉術にある。

17歳で英国に留学、ケンブリッジ大学で学んだ。ブガッティとベントレーを乗り回しながら過ごした青春時代に、英国流のマナー、紳士道、着こなしなどを会得。終戦後は、吉田茂首相の側近として活躍した。サンフランシスコ講和条約締結時には、吉田茂の英語の演説原稿を直前に日本語に差し替え、それを羽織袴姿で読み上げるよう手配するなど、GHQにも一目置かれる存在だった。日本人といえば「NO」と言えないイメージが強いが、当時にそんな男性がいたかと思うと、なんだか胸のすく思いがする。

そんな彼が妻に選んだ・正子もただ者ではない。1910年に樺山伯爵家に生まれた随筆家で、 随筆『能面』では第15回読売文学賞を受賞するなどした。能楽や古美術に独特の審美眼をもっており、1980年代には、古美術にあこがれる婦人達のカリスマ的存在となった。1998年の死後も人気は高く、再編集の著作が出されているほか、『白洲正子全集』全14巻も出版されている。

こんなジェントルマンと才女のカップルを身近かに感じられる機会が、今春訪れたので、最後に紹介しよう。

戦後の稀有なカップルに、いまを生きる私たちも、日本人として、夫婦として、学ぶことがありそうだ。【九州ウォーカー編集部/城リユア】

この記事の画像一覧(全5枚)

大きなサイズで見る

キーワード

ページ上部へ戻る