400年の歴史を誇る沖縄3大綱引きの1つ「与那原大綱曳きまつり」開催

東京ウォーカー(全国版)

沖縄・与那原町の夏の一大イベント「第30回与那原大綱曳きまつり」が、8月18日(土)・19日(日)に同町の御殿山青少年広場で開催される。

「与那原大綱曳き」は、400年以上前から豊年祈願の神事として始まり、綱曳きに参加すると「無病息災」「子孫繁栄」のご利益があると言われているほか、東西に分かれた雌雄2本の大綱の結合で実りを予祝し、勝敗によって豊凶を占う与那原町の伝統行事。地元の人はもちろん、観光客や外国人など、毎年多くの“綱曳きファン”が心待ちにしている沖縄の3大綱引きの1つだ。

第30回を迎えた今年は、地元青年会の躍動感あるエイサーや、子どもたちに大人気のご当地ヒーロー「ヨナバルファイタースリー」のステージ、柔道とレスリングの要素を取り込んだ沖縄角力(すもう)と韓国相撲が対決する「全島角力大会」と、イベント目白押し。19日(日)のフィナーレに打ち上げられる600発の花火など、祭りを盛り上げる見どころ満載の2日間になっている。

10月スタートのNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」の舞台が大阪・大正区と沖縄になったことから、大正区制80周年記念事業として9月に行われる「綱・ちゅら・エイサー祭 与那原大綱曳in大正区」でも披露されるこの与那原大綱曳き。全長90m、最大直径2m、重さ5tもの巨大な綱を、1000人を超える人たちが引っぱる様子は圧巻! 勝負がついた後の爽快感と団結感は“いちゃでぃばちょーで(出会った人はみんな兄弟)”そのもの。この機会に、沖縄の祭りならではの醍醐味を楽しもう!【東京ウォーカー】

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