アイドル戦国時代と言われる中、デビュー8周年とキャリアの長いBerryz工房。新曲「cha cha SING」の話を皮切りに、オーディションから数えると早10年という繋がりだからこその関係性にも迫ってみた!
―新曲「cha cha SING」がリリースされましたが、まずは率直な感想からお願いします。
清水「『踊る阿呆だけど ただのバカじゃない』という歌詞が、Berryzらしいなって。ヌケた感じというか…、だって阿呆もバカも認めてることなりますよね(笑)」
夏焼「サビも覚えやすいですしね。私が覚えられるって事は、チビッ子も覚えられるってことですから!(笑) あと、ハロプロの他チームはかっこいいですけど、Berryz工房はいい意味で浮くんです。この曲もレコーディングでかっこよく歌ったら、『つまんない。おもしろくやって』とスタッフさんに言われましたから! それと原曲は男性の歌なんで、パワフルで明るいとこは負けないようにしないとなと」
清水「ミヤ(夏焼)の歌声を聴いて、こんな歌い方するんだなと思いましたね。クールビューティーのかけらもなかったので(笑)。私は、基本おもしろい方向ですけど、いつも!」
―Berryzって、やっぱ浮いた感じがいいですよね。
清水「いい意味でも悪い意味でも、バラバラと言われますね、悪いのは取り消したいですけど(笑)」
夏焼「メンバーみんな、人と被りたくないんですよね。ズバズバ言い合うし、年々ツッコミが激しくなってきてますね。それも自然な感じでできてますね」
―ツッコミやすい人(ももち)もいますもんね(笑)。
夏焼「ももちはツッコむというより、見守ってます! ももちの活躍は嬉しいですけど、Berryz工房全員があぁいう人だと思わないでほしいです!(笑)」
―(笑)。出逢って約10年で、デビューして8年ですけど、みんな成長した感じもありますよね。
清水「昔はくだらない事で、みんな喧嘩してましたけど、みんな大人になりましたね。そういう意味では、今回の曲ではバカできるなと思ったし、まだまだ子供の感覚もあるなと思いました。出逢って10年でも、未だに一緒にはしゃぐと止められないですから!」
夏焼「10年、あっという間でしたね。キャプテン(清水)は、変わったなと思います。少年路線、小犬路線、セクシー路線と…」
清水「好き勝手言われてますけど(笑)、こういうのも受け止めようと!」
―(笑)。デビュー当時はキャプテンという言葉に、プレッシャーを感じられたりしましたか?
清水「ありましたね。無駄に気を張ってましたね。今は、しっかりしてるとメンバー誰ひとり思ってないはずです!」
夏焼「コンサートとかでセリフが多い時だけ、『キャプテン!』と甘えます!」
清水「女の子って裏で何か言ったりしますが、Berryzはすぐ態度に出ますから(笑)。こういう扱いが、ちょうどいいです」
―(笑)。いいグループですよね。
夏焼「ここまでやれると思ってなかったです。最初から、つんく♂さんに“卒業”と“新メンバー”は匂わされてましたから…。何ごともなく、きましたが、今、新メンバー入ってきたらどうなるんだろうって!」
清水「ミヤは後輩に教えるのが、向いてると思う!」
―新メンバー入ったBerryz工房も観てみたいですけど!
清水・夏焼「(笑)」
―でも、本当にこれからも楽しみにしています!
清水・夏焼「ありがとうございます!」
【取材・文=鈴木淳史】