“渋谷の朝市”で、食にこだわる若者増加中!

東京ウォーカー

若者の街・渋谷で産直野菜やフェアトレード雑貨を売る“朝市”が開かれている。「青山朝市」は今年1月から、食の安全を提供する場として毎週土曜日に開催。常時10店舗以上が並び、旬の野菜をはじめ、果物やマクロビオティックのハンバーガーを販売している。生産者も会場に足を運ぶので、生産過程など、じかに話を聞けるのが魅力だ。

「食の安全性などが叫ばれる昨今、生産者の顔が見え、直接対話できる朝市は、消費者にとって安心できる場なのかもしれませんね」と語るのは主催者の日本サプリメント協会・理事長の後藤典子さん。後藤さんは、出店する生産者に直接会いに行き、自分たちの目で確かめるという徹底ぶり。

一方、2/21(土)に代々木公園で行われる「アースデイマーケット」では地産地消、旬の食材、環境共生型をテーマに60店舗以上が出店。有機野菜など“食”だけでなく、フェアトレード雑貨といった“衣”“住”のアイテムも購入できる。100r(アール)=100円相当の環境通貨・アースデイマネーも使用可能だ。

オリジナルの5分づき米を使用した自家製おにぎり(150円)を販売している「みやもと山」の斉藤ふみ子さんは「農業などに関心を持つ人たちが増え、渋谷という場所がら若い人たちも訪れてくれるようになりました」と話す。

早起きして朝市にブラリと立ち寄れば、自然のうま味が凝縮された食材と“食”について考えるきっかけに出会えるはずだ。【東京ウォーカー5号「渋谷Walker」より転載】

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