【「SUZUDAMA'12~鈴木魂~」連載・第1回】ライター・鈴木淳史主催イベント 「SUZUDAMA'12~鈴木魂~」応援企画! ~『フラワーカンパニーズ先輩からの 応援メッセージを貰う!!』の巻~

関西ウォーカー

フラカンことフラワーカンパニーズは、関西の名物イベンターである清水音泉を代表するバンド! 

夏の野外イベント「OTODAMA~音泉魂~」にも毎年出演している事で、お馴染みである。

今回「SUZUDAMA」に参戦するSCOOBIE DOと四星球の事を昔からよく知るフラワーカンパニーズの鈴木圭介氏(Vo)とグレートマエカワ氏(Ba)を直撃! 

独断と偏見を中心に(!?)、冷静かつ大胆に対決の見どころやキーポイントを丁寧に教えてくれた。

このインタビューを参考にして、当日遊びに来て欲しい! 

では、本誌9/4発売号の「突撃!!角川君」の記事ではお伝えし切れなかった、インタビュー完全版をお読みあれ!!

―本日は、”SUZUDAMA”へのコメントを頂けたらと思います!

鈴木圭介(以下鈴木)「スズダマ!」

グレートマエカワ(以下マエカワ)「SCOOBIEは、毎年なんだな」

―今年は、四星球と対戦してもらおうかなと。

マエカワ「いいねぇ~。いいと思うよ!」

鈴木「四星球、俺らは長いよ! だって、四国行ったら絶対一緒にやってたもんね?!」

マエカワ「出会ったのは、俺は(YO-)KINGのツアー中なんだけど、その前座かなんかが多分、四星球で。で、『フラカン大好きなんですよ!』とボーカルの(北島)康雄に言われて。『「ソウルサーフィン」('98年発表アルバム「マンモスフラワー」収録曲)やってました!』ってな」

鈴木「あ~言ってたねぇ、『コピーしてました!』って。でも、『歌は歌ってなかったです』って言ってたね」

マエカワ「間違えた、最初フラカンの前座だ!」

鈴木「そうだ!」

マエカワ「2002年か、3年か、4年くらいだ」

鈴木「そうそう、前のジッターバグ(徳島のライブハウス)の時だな」

マエカワ「その頃から、あいつらのスタイルも変わってないからね、基本的に。フラフープみたいの持ってさ」

鈴木「その頃から持ってたっけ!? 何か小道具、増えた気がするよ」

マエカワ「それは、歳と共に増えていくもんでしょ」

鈴木「そっか!」

マエカワ「おかしな奴らがいるもんだと思ったよ。ギターのあいつだけ、裸になると艶かしくってさ(笑)」

鈴木「何か、色っぽいんだよ! 肉の付き方が女っぽいんだよ(笑)。結構、(ライブを一緒に)やってるよね?!」

マエカワ「うん、最初はまだ大学生だったんじゃない?!」

鈴木「クワガタとか被ったよね!?」

マエカワ「やった、やった」

鈴木「1回被って、一緒にやったよ。違うか!? シャチホコだったかな~?!」

マエカワ「何かやったな(笑)。まぁ、割と俺らも、そういうの嬉しいタイプじゃない?!」

鈴木「そうそう(笑)」

マエカワ「自分らではやらないけど、乗っかれるのは嬉しい! 『パンツを履くのだけは、嫌だけど』とは、言っといたけど(笑)」

鈴木「乗っかれるのは嬉しいけど、パンツ一丁は嫌だなぁ~、絵になんないし!!」

―クワガタやシャチホコなら良いんですね?!

マエカワ「そうだね、四星球とだったらならね」

鈴木「SCOOBIEもクワガタとかやれるでしょ!?」

マエカワ「SCOOBIEも割と好きな方でしょ?!」

鈴木「やれるんじゃないかな! シャチホコとかやるよ、絶対!」

マエカワ「やれる、やれる。怒髪天とアロハとかも着てたじゃない(スプリットシングル「恋のレキシカン・ロック / おんな」のジャケット写真)」

―SCOOBIE、シャチホコやってくれますかね!?

マエカワ「やるやる、絶対やる! でも、まぁ東京なら有り得ない組み合わせだよ! 関西ならではだよね(笑)。聞いた時、『あり!あり!』と思ったもん」

鈴木「面識もあるんだし、シャチホコ被るだろうな(笑)」

マエカワ「それか、四星球のドラムがアフロになるか、どっちかだろうね。四星球の勝利の鍵は…、モビー(SCOOBIE Dr)のアフロを、どう小道具で上手く使えるかだろうな! 先輩のSCOOBIEを、どう使うかだよ」

鈴木「あっ、四星球は俺ら迷惑かけちゃってるからな。音泉の年越しイベントで俺らが大雪で遅刻してさ、穴埋めで2回もやってもらったんだもな」

マエカワ「そうそう、借りがある。だから、この対決、俺は四星球側に付いてるから!」

鈴木「そう!(笑)」

マエカワ「四星球に助言をしたいと思っている!」

鈴木「だって、(大遅刻の時)繋いでくれたんだもん!」

マエカワ「だから、モビーのアフロを、どう使うかだよ! 使い間違えたら、全然駄目だし!」

鈴木「凄いフォーマルなバンドとさ(スーツのSCOOBIE)と、こっちはパンツ(一丁の四星球)でしょ…、この対決は凄いよな(笑)」

マエカワ「まさか、(SCOOBIE Voのコヤマ)シュウがパンツ一丁でさ、『Hey、Everybody!』とか言えないでしょ! それは、絶対にないから!」

鈴木「それは、もう嫌だ! 引くわ! でもモビーは絶対にやらないよ、性格的にね(笑)」

マエカワ「(笑)。だけど、見どころは多いよね。本当に見どころの多い対決だと思う」

鈴木「後は、お客さんが、どうリンクするかだよね!」

マエカワ「リンクすると思うよ。SCOOBIEって、今どことやっても大丈夫じゃん。そういう力があるからさ、ライブ巧者としての。今回は、四星球が先にやるのかな? 四星球の小芝居を見た後にさ、どうシュウが噛まずにやるかだよな。噛んじゃったら、リズムが狂うから」

鈴木「どう出るかだな。シュウは絶対、前のバンドのやった事を踏まえて、煽って取り入れるからね」

―今回、四星球を最後に考えているんですよ。

鈴木・マエカワ「あっ、そうなの!!??」

マエカワ「それは、いいねぇ~!」

鈴木「なかなかだな! そうそう思い出したけど、四星球って何年か前にアマチュアバンドが出てる番組に出てたんだよ。海辺でやったライブでさ、康雄が海にドボン!とやって、海から引きずり出される映像だったの。ビショビショになった被り物を被った康雄をさ、観てた(笑)」

マエカワ「 (笑)。まぁ、やっぱりポイントはアフロだね。四星球は後に出るんだから、余計にだよ。どう逆転勝ちできるかだね!」

鈴木「そうだね!」

―ありがとうございました!

【取材・文 鈴木淳史】

フラワーカンパニーズの新アルバム「ハッピーエンド」制作秘話、インタビューも近日掲載予定!

注目情報