合言葉は【CHANGE】 8/20(水)、東京学生フェスティバル開催!
東京ウォーカー
8/20(水)に開催が迫った「第1回東京学生フェスティバル」は正真正銘の“学生の手による、学生のためのイベント”。早稲田大学、中央大学、武蔵野美術大学など関東の大学生、短大生、専門学校生ら約40名で企画立案から運営までを担当。代々木第二体育館(東京都渋谷区)にて2000人(目標)を動員し、ショーやダンス、お笑いなど学生によるステージが繰り広げられる。
発起人であり運営団体代表の日下部俊典さんと副代表の出雲達成さん(ともに青山学院大学3年生)は、生活費が足りなくて毎日コッペパンを食べていた時期もある、どこにでもいそうな(!?)貧乏学生。イベントを目前に控え、実施への道のりと当日への意気込みを聞いた。
本イベントを企画した経緯は?
日下部「昨年の秋、たまたま飲みの席で隣り合わせた僕と出雲が“このまま学生生活を終えるのは物足りない”と意気投合したことがきっかけ。勉強、バイト、サークル活動どれも中途半端にやっているだけの大学生活を変えて、もっとアツくなりたいなと」
出雲「村上龍の小説『69』をイメージして、とにかくデカいフェスティバルをやろう、と二人で盛り上がりました。後日、その“夢物語”を知人にかたっぱしから話すと、賛同してくれる人が次々に現れて、最終的に約50人の学生で運営団体を構成することに。僕たちと同じ“何かに打ち込んでみたいけど、そのチャンスがない”と感じている学生の多さに正直驚きました」
“夢物語”の実現に向けて苦労したことは?
日下部「初のイベントなので会場探しから難航。どんなイベントか想像がつかない、という理由で貸してくれないところも多かった」
出雲「資金もゼロからのスタートだったので苦労した。協賛を集めようとしたけど、最初は話を聞いてくれる企業がほとんどなかった。でもめげずに、僕たちの熱意を伝え続けました」
どのようなイベントになるのか?
日下部「情熱をもって“何か”にうちこんでいる学生たちのステージや展示が中心。アメリカで賞を獲得した早稲田大学のチアボーイ『SHOCKERS』やダブルダッチ(なわとびを使ったパフォーマンス)世界チャンピオン団体『ASGRM』なども参加。レベルの高いコンテンツが多いので、とにかく観て楽しめるはずです」
出雲「ほかにもライブ書道、ファッションショー、お笑い、ダンスなど多彩な内容で、どんな人でも興味が持てるように工夫した。同世代のアツくなっている姿を体感した人が“自分を変える”場になるといいなと思い、テーマは“CHANGE”としています」
当日を前に、同世代へのメッセージを。
日下部「学生のみんな、まずは集まることから始めよう! せっかく同じ時代に、同じ国に生まれたんだから、もっとボーダレスに交流しよう」
出雲「暗い話題が多い日本だけど、このイベントでつながった世代が社会に出てどんどん活躍していけば、きっと楽しい日本になるはず!!」
どこまでも大きな目標を掲げる2人。彼らのアツい情熱が、間もなく代々木体育館で形になる。【東京ウォーカー/片岡研】
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