9月15日(土)、16日(日)、千葉・幕張メッセにて、スタートトゥデイが運営するファッション通販サイトZOZOTOWN初のリアルイベント「ZOZOCOLLE」が開催。同イベントは、これまでアパレル業界関係者に向けて開かれていた次シーズンのアイテムをお披露目する“展示会”を、一般客に向けて開催するという日本初の一般顧客向け合同ファッション展示会だ。これまで、ファッションショーという形でのビッグイベントは開催されていたが、ZOZOCOLLEでは、国内外で人気の69テナント、約200ブランドが店頭に並ぶ前の最新アイテムを展示し、販売の予約受付を行うという新しい試みとなる。
初日のオープニングセレモニーには、代表取締役の前澤友作氏をはじめ、ユナイテッドアローズ取締役会長重松理氏、ビームスホールディングス代表取締役社長設楽洋氏、タレントの高田純次氏らが登壇。前澤氏は今回のファッションECサイトでの成功を経て、今回リアル販売に繋げるという新しい試みに、「構想3年、準備に1年かけ、ようやく開催となります。ブース出店いただいたブランドさまには、迷惑をかけたこともありましたが、“頑張って欲しい”“チャレンジしてほしい”と賛同してくれて、感謝しています」と述べ、対面してのリアルなコミュニケーションができるのを楽しみにしていた。
また、重松氏は「ECビシネスの調査開発を開始したのが1997年。ファッションはECにのらないというのが当時の結論でしたが、8年前ZOZOTOWNに参加し、今ではECでの販売が10%を超える売上に急成長していることを思うと感無量です。このイベントではネットとリアルの融合がスタートするということで、ワクワクドキドキしている。新しい価値を想像しましょう！」と期待を込めて語り、設楽氏も「ECで売れるとリアルで売れないという流れが変わってきて、ネットで売れないとリアルでも売れないという時代の境目にきている、このタイミングで、このイベントが開催されるというのも面白い！」と絶賛した。
イベントは9月16日(日)まで、2日間で2万人の動員を予定し、最新アイテムのほか、ZOZO別注アイテムや各ブランドのコラボレーションアイテムも展示。来場者特典として、購入価格の10%をZOZOポイントとして還元される。9月21日(金)からはZOZOTOWN上でもZOZOCOLLEを開催し、サイトから最新アイテムや別注アイテムの予約を受け付ける。【東京ウォーカー】