劇団鹿殺し、新作「田舎の侍」はロックオペラ×時代劇

東京ウォーカー

今年1月、紀伊國屋ホール進出を果たした劇団鹿殺しの最新作「田舎の侍」東京公演が10月4日(木)から開幕。外部での活躍がめざましい劇団員がほぼ総出演、下北沢駅前劇場にて3週間のロングランとなる。

鹿殺し初の時代劇は、歌あり、踊りあり、早替えありの“鹿版・時代劇”。時は戦国時代。駿河国に生まれた虎蔵(オレノグラフィティ)は、生まれながらに金髪、近眼のため目つきは悪く、鬼の子と忌み嫌われながら育つ。やがて侍になる野望を胸に、虎蔵は12歳で放浪の旅へ。共通の野望を持つ幼なじみで恋敵でもある兎丸(山岸門人)と行動を共にしていた。そんな中、兎丸が織田信長の家来となり、二人の間に亀裂が走り、遂には戦国時代を揺るがす大きな亀裂へとつながっていく。

制作の高橋戦車は「ロックオペラと時代劇というあり得ない組み合わせを叩きつけた新作です。戦国時代を舞台に繰り広げる、スペクタクル放浪ロマン『田舎の侍』は、この秋、観客の心をメッタ斬りします!」と意気込みを語る。ゲストに元唐組の丸山厚人、コンドルズの山本光二郎、ファントマの元看板女優・美津乃あわなど、個性派俳優陣が華を添える。【東京ウォーカー】

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