「ジョジョの奇妙な冒険」ファンなら一度は操ってみたいスタンド。そんなスタンドのなかから自分にピッタリのものを選び出し、イラスト風の2ショット映像として楽しめるマシンが、10月6日(土)より開催の「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」に登場! オープンに先駆け、一足早く体験してきた。
こちらの「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」は、「ジョジョ」の連載25周年と原作者・荒木飛呂彦さんの執筆活動30周年を記念し、今年の7月から8月にかけて仙台市で開催された特別展の東京バージョン。
会場には第1部「ファントムブラッド」から、現在ウルトラジャンプで連載中の第8部「ジョジョリオン」まで、シリーズ全作の原画はもちろん、「バオー来訪者」や「魔少年ビーティー」といった「ジョジョ」以前の作品や、昨年実施されたグッチとのコラボイベント「岸辺露伴 グッチへ行く」のカラー原画も展示してあり、独特の人物描写や色使いを思う存分楽しめるようになっている。
なかには“富士山をバックにたたずむ空条承太郎”や、“東京タワーにやってきたジャイロ&ジョニィ”など、歴代ジョジョが日本ならではの風景を訪れている描き下ろし原画も展示してあるので、「ジョジョの原画は全てチェック済み!」という筋金入りのファンでも、新鮮な感動が味わえるはずだ。
また、会場にはこれらの原画以外にも、コミックス第1巻の巨大なオブジェをはじめ、備え付けのiPadをかざすとスタンドが飛び出してくる空条承太郎とDIOの等身大立像や、第4部「ダイヤモンドは砕けない」の舞台・杜王町のマップなど、AR機能を活かした体験型の造形物がずらりと展示してある。最初に紹介したマシンもそのひとつで、記者が試してみたところ、第4部の敵スタンド・キラークイーンとの2ショット映像が楽しめた。
この他にも、荒木さんの仕事部屋をそのまま再現したフロアや、貴重なインタビュー映像が見られるスペースなど、見応えのある展示物が満載なので、「ジョジョ」の魅力に触れてみたい人は会場まで足を運び、その雰囲気にどっぷり浸ってみてはいかがだろう。「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」は10月6日から11月4日(日)までの期間中、六本木ヒルズ森タワーにて開催。【東京ウォーカー】