華麗&圧巻!10万本のバラの花びらで作る巨大絨毯が晴海に出現

東京ウォーカー

11月3日(祝)から7日(水)まで、晴海トリトンスクエア「桜の散歩道」「水のテラス」で「晴海フラワーフェスティバル2012~インフィオラータ in Triton~」が開催される。

インフィオラータとは、イタリア語で「花の絨毯」という意味で、イタリアのジェンツァーノ市で毎年行なわれている伝統的な花祭り。色とりどりの約10万本のバラの花びらを敷き詰めた巨大な花の絨毯が、中央区の晴海トリトンスクエアに登場する。地元の小中学生や中央区在住の一般参加者約600名が制作に携わり、制作日も含めて5日間展示・公開される。17時からはライトアップも行われ、約20万人が見学に訪れる予定だ。

花と緑と水辺の街、晴海トリトンスクエアでは、晴海地域の協力の下、その芸術性・技術を晴海流にアレンジし、2001年から毎年この時期に、その年ならではのテーマで晴海独自の花祭りを開催してきた。12回目となる今年のテーマは「未来へつなぐ、つなげるチカラ」と題し、晴海から中央区、東京、日本、世界、宇宙へと思いを馳せ、制作参加者総数600名の力を合わせ、人、動物、自然、建物、地球が笑顔でリレーしていく姿を一大絵巻物語として作り上げる。

約10万本のバラの花びら(赤・白・オレンジ・黄・ピンクの5種類)とカラーサンドを使用し、運河沿いのプロムナード「桜の散歩道」の約160mにわたり25枚の花絵(1枚3m×4m)が展開される予定だ。

今年の特徴は4枚の花絵をつなぎ、3m×16mという大規模な花絵が5枚制作されること。そこには晴海から中央区へ→東京23区の名所→橋と日本名所の旅→世界各国の名所→海・宇宙・Peaceの世界、へと続く世界が描かれる「晴海からつながり広がっていく笑顔のリレー」がテーマ。手前から見ても、反対側から見ても、歩行者視点で絵柄が楽しめる工夫がなされている。一周すれば晴海からスタートして日本、世界、そして宇宙まで旅した気分になれるのも特徴だ。

この他に企業・団体参加の花絵が5枚制作・展示され、また花鉢で飾ったイルカのフラワーアートも展示される。4日(日)には高所観覧車も配備され、一般見学者が約10mの高さから花の絨毯の全容を鑑賞することができる。

※初日11月3日(祝)は制作日となり、10時より準備の「花むしり」、午後から制作にかかり16時頃完成予定。ライトアップは17時から。最終日11月7日(水)は15時30分まで

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