今、家電や食器など“ロングライフデザイン”が注目されている。なかでも文具は各メディアで取り上げられるなど、業界全体が賑やかだ。そこで業界の最先端を知り、文具をこよなく愛するカリスマ4人に、今、手にするべき愛用アイテム“ベスト3”を選んでもらった。
イラストも描くという“文具アイドル”の鈴木愛理さんは、「ビジュアルと使いやすさに満足するもの」と、自らも愛用している筆ペン「彩」を筆頭に3種のペンをセレクト(アイテム画像1)。自分の創作に欠かせない道具だから、使用感には妥協しないのだ。
「文具はデザインについて考えるには良い素材。使うシーンによって意味を持つものなので、形状と機能は切り離せません」とは、“文具王”の高畑正幸さん。「鉄ケシ」(アイテム画像2)のような一見、普通の消しゴムも、「使って磨り減るうちに新幹線の形という完成形に近づいていくのが面白い」と評価する。
文具コンサルタントで「All About」のステーショナリーガイドも務める土橋正さんは、「視角から得る心地良さは創造物にも影響する」と語る。「LAMY イコン」(アイテム画像3)は、機能美とも言えるデザインで、持つだけで満足が得られるはずだ。
付せん「ココフセンカード」(アイテム画像4)を選んだ文具マニアの他故壁氏さんは、同アイテムを「相棒になり得る道具か?」との視点から、長く使える良品として高く評価している。
店頭に多くが並ぶなか、“使える”ことが重要な文具。使用感・機能美・相性など、毎日を少しハッピーにしてくれる“グッドデザイン”を求めてショップへ急ごう!【東京ウォーカー】