10月17日(水)、ドワンゴ及びニワンゴはニコファーレ(東京・六本木)で、両社が運営する動画サービス「niconico」の新バージョン「Q」の発表会を開催。また、11月17日(土)に公開される「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」とのコラボ企画などについても発表し、同作の最新トレーラー映像も初公開した。
niconicoは、今年5月に開始したバージョン「Zero」を、より使いやすく改良し、視聴画面のバージョンアップなどを実施。“軽くて早い”新動画ページ「Qwatch」や、視聴履歴のアカウント連携、“生放送番組をより見つけやすく”とニコニコ生放送のTOPページを刷新したことや、番組表をリニューアルしたことなどを発表した。
そして、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」とのコラボ企画を開始したことも発表。エヴァをイメージしたサイトデザイン「ヱヴァンゲリヲン MODE」を公開した他、同日に開設した特設サイト上で、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q」の最新トレーラー映像を独占先行公開した。
また、「ニコニコ超会議2」についても発表を行ったが、2013年は4月27日(土)・28日(日)に、第1回目と同規模のイベントを開催することが決定。ドワンゴの川上量生会長と夏野剛取締役は、「お金がないので、全ホールが有料になってしまいますけど。(2012年はイベントの赤字額が4億7081万25円だったが)4億の赤字は出さないぞー！」と、2回目の開催に向け、意気込んだ。
その他、 ニコニコ静画(電子書籍)が出版社124社と提携し、コミックを中心に、ライトノベル、写真集など約3万冊以上と、日本最大級のコンテンツ数を配信することも発表。これまでは、無料コンテンツのみ(※1)を配信していたが、10月24日(水)より、新たに課金システムを導入し、有料コンテンツの配信を開始する。(※1 サービス開始時より、角川BOOK☆WALKERの作品に関しては、有料コンテンツを配信している)【東京ウォーカー】