2/26(木)・27(金)、横浜BLITZにて宮崎あおい主演の舞台が上演される。青山円形劇場で上演された「その夜明け、嘘。」が、好評につき、横浜にて追加公演が決定! 締め切りに追われる漫画家(宮崎)と、彼女のアシスタント(吉本菜穂子)、担当編集者(六角精児)が深夜の環状7号線を舞台に繰り広げる3人芝居。3人芝居ではあるが、20人以上の役が登場する群像劇だ。脚本・演出を担当した福原充則氏に見どころを語ってもらった。
「後ろ向きなパワーでもパワーがあればなんでもできるんだってこと。前向き、後ろ向き方向が問題ではなく。ゼロからの距離で考えたら、プラス100でもマイナス100でも100は100なんです」
実力派役者3人については、「宮崎さんは、かわいい笑顔の中に真の強さがありますね。フワフワした軽やかさを持ちつつ根をはっている部分があり、つかみようのない感じがしつつリアルさもある。ご本人と今回の役どころがオーバーラップしますね。六角さんは、大人なのに子供。役も実物もです…。少年性をもっている。あんなダメな大人になりたいなって思います!(笑) 吉本さんは翻弄される女役が得意ですね。すごい勢いでドブに飛び込む、その流されっぷりをこの舞台でも観てください」
福原氏は神奈川・伊勢原の出身。自身の作品が横浜で上演されるのは初めてだ。
「ベイスターズファンですから、思い入れはあります。自分が育った土地で今度は送り手として表現できるのがうれしいですね」
今後の福原氏演出の舞台は3/13(金)〜三鷹市芸術文化センター「二死満塁の人々」、10月に主宰する劇団「ピチチ5」の公演も控えている。【横浜ウォーカー】
「その夜明け、嘘。」横浜公演
2/26(木)19:00開演
27(金)14:00、19:00開演
当日券問い合わせはキョードー東京03-3498-9999へ。