堺雅人、長谷川博己、尾野真千子らが2012年の東京ドラマアウォードを受賞!

東京ウォーカー(全国版)

10月22日(月)、都内で「東京ドラマアウォード2012」の授賞式が行われ、俳優の堺雅人、長谷川博己、渡部篤郎、尾野真千子、杏らが登壇した。

「東京ドラマアウォード2012」は、今年で5年目を迎えるドラマの祭典。“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰している。主催者側は、「今回の受賞作は、日本のトレンドや文化を伝えているものばかり。海外でも“日本ブーム”を巻き起こしていければ」と、海外展開への取り組みについて触れ、意気込んでいた。

2012年のドラマの中から、個人賞として主演男優賞に輝いたのは、フジテレビ系ドラマ「リーガル・ハイ」に出演した堺雅人さん。司会者の石坂浩二さんからは、「演技のテクニシャン!」と絶賛された堺さんだが、本人は謙遜しながら「脚本が面白かったので、棒読みでも面白くなるという確信がありました(笑)。なので、今回は、昔のドラマにもあったように“早口で捲くし立てる”という方法で演じました」と、役作りの裏話を明かした。

また、日本テレビ系ドラマ「家政婦のミタ」に出演し、助演男優賞を受賞した長谷川博己さんは「(役柄のせいで)街で『ダメなお父さんだ!』と声を掛けられることもあるなど、世間で反感を買ったりしましたが、演じた役は、現代の父の実像という感じがする」と分析。「僕の実態は『ダメな男』ではないので!」と声を大にして訴え、報道陣を笑わせていた。

なお、主演女優賞には、NHKドラマ「カーネーション」の尾野真千子さん、助演女優賞には、日本テレビ系ドラマ「妖怪人間ベム」の杏さん、脚本賞には「家政婦のミタ」の遊川和彦さん、演出賞にはWOWOWドラマ「贖罪」の黒沢清さんと「カーネーション」の田中健二さんが選出された。【東京ウォーカー】

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