墓場に地獄に、怖いもの見たさで行ってみたい“世界の奇妙な博物館”

東京ウォーカー(全国版)

世界には、奇妙な“博物館”がある。ゆりかごから墓場まで、あらゆるジャンルをカバーする珍博物館が存在するのだ。そこで今回は、観光スポットとしてお勧めの注目すべき博物館を厳選してお伝えしよう。

世界の驚くような絶景を紹介している「トリップアドバイザー・バケットリスト(棺桶リスト=死ぬまでにやっておきたいことの一覧という意味)」で、旅行者から投稿された豊富な写真と共に“世界の奇妙な博物館”18選が公開された。そこで今回、“是非見ておきたい”6つの博物館を紹介!旅行の計画を立てる際の参考にしてみてほしい。

まずは、“ぎょっ”とする「国立葬儀史博物館 」(アメリカ)から紹介。ここは死や葬儀をテーマにした博物館となっており、歴代の大統領を運んだ霊柩車や、棺桶のレプリカの他、米初代大統領ワシントンの葬儀の請求書なども展示されているのだ。旅行者からは「ローマ法王の葬儀に関する大規模な展示が興味深かった」というコメントも寄せられている。

また、墓場ときたら「ゆりかご博物館」(アメリカ)だ。アンティークなベビーカーやゆりかごなど、約200種が展示されている。さらに、ベビーカーをモチーフにした絵画や精巧なミニチュアなど、ゆりかごにまつわる多岐に渡った展示物も。上述の葬儀史博物館を見た後は、ゆりかごを見て癒されると良いかもしれない。

怖いのは、 タイの「地獄の庭」!ここは、タイの農村地帯でよく見られる、寺院に併設された地獄極楽巡り的な展示スポットだ。日本でも写真集が発売されるなど、サブカルチャー好きには人気のある場所。トラウマになりそうではあるが、血みどろの彫刻群、裸の彫刻群などをじっくり観察してみては?

日本が世界に誇るミュージアム 「目黒寄生虫館」も見逃せない。同所は、珍博物館業界でも有名な、“世界で唯一”の寄生虫博物館なのだ。販売されているグッズも人気で、サナダムシやアニサキスをあしらったグッズは注目の的!旅行者からは「展示内容はわかりやすく(わかりやす過ぎて?かなり恐怖でしたが)、寄生虫研究に情熱を注いだ先人に頭が下がる思いがしました」「まじすごい!」など、様々な意見が挙がっている。

そして、UFO関連の展示が楽しい「UFOミュージアム」(アメリカ)も是非行ってみたいところ。ここはUFOが落ちた街として有名なロズウェルにある博物館だ。街には至るところにUFOや宇宙人のオブジェが。UFOで町興しを図っているのだ。宇宙やエイリアンに興味のある人は訪れてみよう。

他にも、古代エジプトの靴から20世紀のセレブが履いていた靴まで、世界の靴の歴史がわかる靴博物館(カナダ)など、珍しいものが集まる世界の奇妙な博物館。旅行に行く際は、ユニークな博物館も立ち寄って、充実した時を過ごしてみては!【東京ウォーカー】

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