1955年に電気シェーバー第1号機が誕生して以来、50年以上もの間、進化を続けてきたメンズシェーバーのラムダッシュシリーズ。今や、強力な5枚刃がヒゲを根元から捕らえ、しっかりすぱっと深剃りできる独自技術で高い評価を得ているが、この度何と日本伝統の技を活かした「パナソニック彦根工場創立50周年モデル」が登場!
この特別モデルは、ラムダッシュの技に、彦根の地場産業の一つとして江戸時代中期より息づく、彦根仏壇の伝統技術がコラボレーションしたもの。ラムダッシュ本体の表面に、彦根仏壇の職人である工部七職(こうぶしちしょく)による錺(かざり)金具が施され、職人たちが一つ、一つ、丹精を込めて手作りで仕上げているのだ。
今回のような伝統技術とのコラボは、ラムダッシュシリーズ自体も熟練の技に支えられてきたことが原点。50年以上もの年月をかけ、濃いヒゲにも驚くほどの威力を発揮する商品へと進化するなかで、欠かせなかったのが超鋼の金型だが、この完成には1000分の1mmの誤差を削り取ることが必要で、微細加工には人の手による熟練の技が欠かせないのだ。日本ならではの技を大切にする商品開発により、“日本でしか作ることができない”モデルが生まれた。
現在、多くの国内メーカーが生産拠点を国外に移すなか、メイドインジャパンのもの作りりに改めて注目が集まっている。新宿にある「日本のモノづくりの総合ショールーム monova」では、日本各地の伝統工芸品を中心に、卓越した技、個性ある素材やデザインを備えた製品を紹介している。
ここに「パナソニック彦根工場創立50周年モデル」も展示されており、プロデューサーの杉原氏は、ジャパンテクノロジーを駆使した5枚刃のラムダッシュを絶賛。杉原氏は「日本にしかないモノ。日本でしかできないモノがありますからね。これらの伝統工芸品をきっかけに国内外に向けて日本の魅力を発信していけたらうれしいですね」とコメントしている。この日本初のモノ作りショールームへ、是非、立ち寄ってみよう。
なお、ラムダッシュシリーズでは、2013年1月10日(木)まで、“日本でしかつくれないモノづくりWキャンペーン”を実施中だ。ラムダッシュ5枚刃の対象商品を購入した方の中から、抽選で2000名に専用のハードケースが当たり、そのうちの200名限定で、彦根仏壇の職人による名入れ&蒔絵付特製モデルがプレゼントされる。他にも「世界に誇るジャパンテクノロジー キャンペーン」と題し、クイズに答えると、「ブナコのテーブルランプ」(青森県)や「純錫(じゅんすず)のビアマグ」(富山県)など、毎月25名に日本を代表する伝統工芸品が当たる企画も実施している。現在、このプレゼント企画を含め、日本の伝統工芸の良さを伝えるページが満載なので、是非ともオフィシャルサイトを見ていただきたい。【東京ウォーカー】