日本初の製法で“牛乳臭さ”のない新感覚ミルクを飲んでみた

東京ウォーカー

牛乳といえば栄養も満点のミラクルな飲み物。ただ、あの特有の“牛乳のニオイ”が気になっていた人も少なくないはず…。かくいう記者も、その一人なのだが、なんと3/30(月)、その“ニオイ”を感じない新感覚の牛乳が発売されると聞き、さっそく発表会に行ってみた。

気になる新商品の名は「タカナシ ごちそうミルク」(1L・228円、500ml・138円)。見た目は、普通の牛乳とあまり変わらないような気がするが…。一体どうやって“ニオイ”を少なくしているのだろう?

「日本初導入となる『マイクロフィルター』という製法を使うことで、“きめ細やかな深いコク”を実現しました。また、通常100℃以上の温度で熱処理をするところを、74℃で15秒間“やさしく”殺菌することで、加熱による“ニオイ”も抑えたんです」(タカナシ乳業・商品開発室室長)

なるほど。でも、温度が低いといえば、今までも低温殺菌牛乳があったような…。それとは違うの?

「今回の製法は殺菌前に『マイクロフィルター』で除菌するところがポイントです。そのため、殺菌温度を低く抑えることができ、賞味期限の延長も可能になったんですよ」(同)

「マイクロフィルター」って一体なんなんですか?

「もともとヨーロッパ発祥の製法なんです。フィルターで除菌することで、生乳に近い“きめ細やかな深いコク”の実現が可能になりました。当社では足掛け5年、現地に通って技術を習得してきたんですよ。『加熱臭』を抑えられているので、臭いがダメという方にも飲んでいただきたいですね」(同)

さっそく一口…。たしかにあの独特の“牛乳臭”が少ないように思える。コクがあるのに重たくなく、不思議とゴクゴク飲める。何より普通の低温殺菌牛乳よりも、“生っぽい”感じがする…。あまり牛乳が得意でない記者でもこれなら、無理しないで楽しめそう。

ちなみにタカナシ乳業は、日本で初めてローファットミルクを作ったり、低温殺菌牛乳分野ではトップシェアだったりと、知る人ぞ知る「ミルク界の革命児」。牛乳の加熱臭が少なく、生乳本来の旨みが味わえる「タカナシ ごちそうミルク」は、牛乳嫌いの救世主として話題になりそうだ。 【東京ウォーカー/安藤真梨】

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