11月25日のイベント当日までいよいよあとひと月を切りました。連載させていただいている文化体験の模様の発表もあります。実際に体験した候補者自身が来場者の方にわかりやすいように工夫した発表をしますのでぜひご来場ください!
今回紹介するのは茶道です。茶道を体験させていただいたのは裏千家様です。千利休を開祖とし、その名前は京都だけでなく世界にも広まっています。茶道とは「礼儀作法を身に付けるための稽古事、花嫁修業」という現在のイメージは明治以降に生まれたもので、それ以前では武家の典礼や町方の嗜みとされていたとのことです。
茶道体験をした西上さん、高橋さんともに茶道は初めてだということで緊張した様子でした。茶道の先生からお茶を点て、振る舞い、さらに和菓子をいただくところまでの一連の様式を体験させていただきました。体験していくうちにファイナリストの表情も和らぎ、茶道を楽しんでいるようだった。
体験後のファイナリストは「茶道には固いイメージがあり、最初は緊張したけれど、とても楽しくて貴重な時間を過ごすことができました。」、「今後はもっと礼儀作法を大切にして、意識的に行動していきたいです。」と言っていました。また、茶道体験に行ったほうがいいですよ!と体験に同行していない実行委員にも茶道の体験を勧めていました。
「お茶を勉強するということはゆとりの気持ちを持つことを学びます。」裏千家の方からこんな言葉をいただきました。みなさんも仕事や勉強に追われて忙しない毎日を送っていることと思います。そんな日常にゆとりを持たせる茶道。一度体験してみてはいかがでしょうか?ミスキャンパス立命館2012実行委員白井寛人が文章を担当いたしました。
【文=「ミスキャンパス立命館2012」 実行委員 白井寛人】