華道家元の池坊は今年、歴史に登場して550年という節目の年を迎え「いけばな池坊550年祭」を開催している。
その特別記念行事として、日本最古の花展「池坊旧七夕会(いけのぼうきゅうたなばたえ)」の約400年前の風雅を現代に再現する「池坊旧七夕会 花行列」の初お練りを、11/17(土)13~14時、華道文化の研究教育機関「池坊短期大学」(四条通)からいけばな発祥の地「六角堂」(烏丸通)まで、およそ600メートルにわたり披露する。
日本最古の花展「池坊旧七夕会」は、江戸時代初期の後水尾天皇が催した「大立花会」を起源に約400年間続いており、今年も11/14(水)より高島屋京都店と池坊会館にて順次開催される。
当日は、伝統の花箱や花車を中心に、花御輿、六角堂の僧侶や振袖姿の女性など約50人が練り歩く。紅葉が美しい秋の京都で、いにしえの文化に思いを馳せよう。
【関西ウォーカー】