2009年に日本から撤退していたシナモンロールを提供する米国発のチェーン店「CINNABON(シナボン)」が、11月15日(木)に東京・六本木に再上陸!11月8日(木)には、プレス向け内覧会が行われたので、記者は早速、シナモンの香りと懐かしい味わいを堪能してきた。
CINNABONは、1985年に米国ワシントン州・シアトルで誕生。現在は世界51ヶ国に約900店舗展開している。日本には1999年、スガキコシステムズにより第1号店がオープンし、その後は都心部で続々と店舗を構えてシナモンロールブームを巻き起こしたが、2009年には日本から撤退。今回はシアトルズベストコーヒーを運営するブランドパートナーズ社と組み、再上陸を実現させた。展開される商品は、同社の定番「クラシックシナモンロール」(380円)のほか、新商品として登場する、一口サイズの「シナバイツ」(320円・4個入り)、「シアトルズベストコーヒー」など。
早速、店舗に向かうと、シナボン特有の香りが店舗前の道路を隔てた場所まで漂ってきていて、シナモン好きとしてはたまらない気分に。店では、「クラシックシナモンロール」の2/3サイズの「ミニボンクラシック」(280円)、「ミニキャラメルピーカンボン」(420円)、「シナボンスティック」(300円/4本入り)をいただいたが、同社が「甘く危険な香り」と称するように、やはりどれも気分を落ち着かせてくれるような癒し系の香りを放っていた。
なかでも、記者が気に入ったのは「キャラメルピーカンボン」!しっとりモチモチとした生地と、カリッと香ばしいナッツが、キャラメル風味のクリームチーズフロスティングと絡まり合って、濃厚でスイートな味わいを楽しませてくれた。
ちなみに、新店舗となった六本木店は、全75席を設置。特に2階は広々としており、焼き上がり30 分以内に提供されるホカホカのシナモンロールをゆっくり味わうことができる。オープニング記念メニューとしては、「ミニボン」1個と「シアトルズベストドリップコーヒー」のセットを特別記念価格の500円で提供。同社は「できるだけ早い時期に2号店の出店を計画しており、2017年までにはフランチャイズ展開を含め、50店舗の出店を目指す」と話しているので、「CINNABON」の再ブーム到来の日も近そうだ。【東京ウォーカー】