パリやニューヨークで人気に火が付き、日本でも一躍有名になったオープンサンド“タルティーヌ”。東京都内のブランジェリーでは、秋の食材をたっぷり使ったタルティーヌが次々に発売され、その焼きたてを狙って店舗に詰めかけるファンも多いという。
そもそもタルティーヌとは、パンにソースと具をのせて焼く、フランス式のオープンサンドのことで、フランスパンの1種であるバゲットやカンパーニュを使って作られることが多い。フランス語の“塗る”が語源になっていて、パンにバターやジャムを塗ったシンプルなものから、具だくさんなものまで、好みに合わせてさまざまなトッピングができる点も大きな特徴だ。
都内では「石窯パンの店 Boulangerie Bonheur(ブランジェリー ボヌール)」や「nukumuku(ヌクムク)」「Boulangerie Le Ressort(ブランジェリー ル・ルソール)」「Boulangerie Koshuka(ブランジェリー コシュカ)」「Bread&Tapas 沢村」といった販売店が有名で、見た目にも鮮やかな「トマト・モッツァレラ」(840円)や、コクのあるソーセージと粗挽きこしょうがマッチした「ソーセージとザワークラウト」(840円)、秋の具材満載の「季節のタルティーヌ」(840円)などが人気を博しているそうだ。
お店で焼きたての商品を買うのも良し。作り方を覚えて、自宅でオリジナルメニューを作るのも良し。自分なりの楽しみ方で、タルティーヌの魅力を存分に楽しんでみてはいかがだろう。【詳細は10月30日発売の東京ウォーカーに掲載】