昨年9/13に、日本生まれのジャイアントパンダから初めて生まれた、双子のパンダ・梅浜(メイヒン)と永浜(エイヒン)。アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)では、そのパンダが生後5か月を経てすくすくと成長。じゃれあう姿が“かわいすぎる”と話題だ。
鼻が黒めなのがオスの永浜。たくましく育ち、末永く大家族を築いてほしいという願いからこの名前がつけられた。メスの梅浜は、鼻がほのかにピンク色。1時間早く生まれたお姉さんで、永浜よりも少しだけ体が大きい。
出産直後の体重は梅浜199g、永浜116gだった。生後約1か月で約1kgまで成長。10/11には公開体重測定が行われ、初めて一般の人にも公開された。12月には目も開き5kgぐらいまで成長した。
「お互い、近づくとじゃれ合いますが、寝る時は離れていることも多いです。仲がいいのか、実は悪いのか(笑)。『いまはけんか中かな』なんて見ていても楽しいですよ」と飼育員の池田由佳さん。基本的に育児はママの良浜任せ。体重測定など、健康状態のチェックが飼育員のおもな役割だそう。
同施設ではほかにパンダ関連のイベントを実施中。「パンダバックヤードツアー」は当日受付で定員30人の限定ツアー。参加者しか見られない秘蔵VTRや獣舎の中でパンダにおやつをあげるなど、めったにできない特別な体験が楽しめる。11:30〜12:10で料金は1人2000円。「パンダウェイクアップタイム」では、屋外に食事が出され、食べたり遊んだりするパンダが見られる。一番活発に動くのはこの時で、その愛らしい姿は必見。13:30〜で料金は無料だ(双子の赤ちゃんを除く)。【東海ウォーカー】
※タイトルで「日本初の双子パンダ」としていましたが、正しくは「日本生まれのジャイアントパンダから初めて生まれた双子パンダ」でしたので訂正させていただきます