和泉ブランド「いずみ印」第2回認定品が決定!関西ウォーカーも審査に参加!

関西ウォーカー

和泉市独自の地域ブランド「いずみ印」を認定する委員会が行われ、全6品の認定品が決定した。「和泉ブランド」は、和泉市の優れた素材・技術などを活かし、価値の向上や市内外への周知などを目的に昨年から和泉商工会議所と和泉市が取り組んでいる認定事業で、今回で第2回となる。和泉市以外ではきわめて例が少ないもの、和泉市周辺地域にちなんだ伝承や物語性を持つものなどの点を評価基準に、認定委員会において審査される。認定委員会には和泉市にゆかりのある面々が集まり、「泉州ウォーカー」を刊行した関西ウォーカー編集部も委員会に参加している。

11月に行われた認定委員会では、申請者が申請品を持ち寄り、認定委員らの前でプレゼン。認定委員は実際に手にとったり試食したりして申請品を吟味しながら、申請者に質問をし、時に議論しながら厳正に審査した。

申請者の1人、和泉市春木川町のパン工房「花菜おに工房」の飯阪 茂さんは春木川特産のタケノコを使用した「タケノコカレーパン」を出品。手作りの窯の中に山で切って来た薪を燃やし、素材にこだわったパンを提供しているという。今井食品の「田舎あげ」は和泉地方に伝わる「葛の葉伝説」にもちなんだ地元産のうすあげで、高温、低温の二層を使って浮かし揚げるなど製法にも工夫がなされている。他に、コンポステラのメニュー「中塚さんちの水なすと地場野菜一杯のラザニア」、佐竹ガラス(株)の風鈴「和泉の風」、三愛繊維(株)の「マット」、(株)トーエートレーディングの「soja」の全6品が、全9品の申請品の中から「いずみ印」認定品として決定した。

認定品には和泉市の市花でもある水仙をモチーフにしたロゴマークがつけられており、菓子工房T.YOKOGAWAの「童子丸」や農業法人いずみの里の「いずみ・よこやまマーマレード」など第1回の認定品13品も好評販売中。「いずみ愛」が詰まった逸品揃いの「いずみ印」認定品に注目しよう。

【取材・文=座親万梨枝 撮影=大西二士男】

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