12月15日(土)、東京ビッグサイトで、日本最大級のウエディングフェア「東京ブライダルフェスタ2012・新婚生活フェア2012」(16日まで)が開催され、ウエディングドレスのファッションショーも実施された。きらびやかなドレスがランウェイを飾り、パンツスタイルやミニスカドレスなど斬新なスタイリングも紹介された。
ウエディングドレスのファッションショーで、目立っていたのは、今季よりウエディングラインをスタートさせたファッションブランド「aacero」の個性的なドレス。同ブランドでは、「アトリエで1点1点手作業で製作し、既製服にはないような、繊細で特別な1着を提案している」という。手刺繍の贅沢なドレスやシンプルなワンピースタイプのパーティードレスなどが披露されたなかで、上下がつながったサロペットタイプの斬新な衣装も登場し、会場の目を釘付けにした。
同社デザイナーは、「もともとファッションブランドですので、ファッション寄りのドレスを作っています。お色直しや二次会にも、ラフに着用していただけるように、ミニスカートタイプやニットタイプ、サロペットタイプなどを展開しているんです」と説明。「ここ1～2年の洋服のトレンドを落とし込んだデザインにしているのですが、サロペットタイプは人気なんですよ」とのことで、意外にも個性派ドレスはユーザーの心を掴んでいるようだ。近年はリゾート婚なども増加し、軽い素材、ソフトな印象のドレスも流行しており、昔ながらのイメージに捕われている人も少ないのかもしれない。
多様化しているウエディングドレスのデザイン。今後もどのようなスタイルが提案されていくのか、目が離せないジャンルとなっている。【東京ウォーカー】