今年の1月、大田区を中心とした87店舗のセブン-イレブンに、突如として現れた「『東京牛乳』をつかったミルクシュー」(126円)。“大田区限定”という珍しさでも話題になった同シュークリームが、3/3より世田谷でも発売開始となった。
「東京牛乳」を使った濃厚な味とコクが特徴の同シュークリームは、セブン-イレブンが発売する他のシュークリームと比べて、売上げはなんと約8倍!(3/11現在) デザート部門でもダントツの1番を獲得するなど、とても“地域限定”とは思えない人気ぶりなのだ。
世田谷のセブン-イレブンの店長さんも、「『東京牛乳』をつかったミルクシュー」の発売を心待ちにしていたようで、中には独自にカウントダウンを行った店舗もあるという。
販路拡大の場所を世田谷区にした目的は、「もともと大田区と世田谷のごく一部で販売していたので、次は“大田区と世田谷区全域”にしようということになりました。また、『東京牛乳』が西東京で作られていることから、生産者の方により近い方がいいなと思ったので」と、セブン-イレブンの広報も満面の笑み。
“小規模でもいいものを作ろう”というスピリットが、小さくても世界に誇れる技術を持つ町工場の多い蒲田と重なったことから“大田区限定シュークリーム”となった、「『東京牛乳』をつかったミルクシュー」。大田区と世田谷区で発売となる同シュークリームは、蒲田の町工場同様に、オリジナルの味でどんどんファンを拡大しそうだ。 【東京ウォーカー/安藤真梨】