今年12月に20歳になる女優の武井咲さんが、日本赤十字社の「はたちの献血」キャンペーンキャラクターに就任し、都内で記者発表会に出席。自身が出演するCMの撮影エピソードや、恋愛話を繰り広げた。
会場では「はたちの献血」新CMのお披露目と共に、献血知識に関するトークセッションなどが行われた。「LOVE in Actionプロジェクト」プロジェクトリーダーの山本シュウさんは、「献血は何歳からできるか?(答・200ml全血献血は男女共に16歳からできる)」「10代、20代の献血者数の推移は平成14年から10年間で何%減少しているか?(答・約40%)」と、武井さんに質問。勉強熱心な武井さんは問題にしっかりと答えたが、合間に差し込まれた「男性と初めて付き合ったのは何歳からか?」「活躍し始めてから、恋愛への意識は何%下がったか?」といったいじわるな問題には、苦笑いを浮かべた。
とはいえ、恋愛への意識が何%下がったかという最後の問題には、サービス精神を見せ、「大分下がりましたよ!シューって!(笑)」と、身振り、手振りを交えてお茶目にコメント。「今ではお仕事をしていないとウズウズしてくるくらいです」と、仕事熱心な様子をのぞかせた。
「はたちの献血」は、献血者が減少しがちな冬期の輸血用血液の確保と、医療機関へ安定的に血液製剤を供給するために、新成人を迎える「はたち」の若者を中心として、広く国民各層に献血への理解と協力を求めるキャンペーン。武井さんは、キャンペーンキャラクターに起用されたことで、「人生の節目のはたちに、キャンペーンキャラクターを務めて、若年層の献血者減少という現状を知りました。同世代に献血の大切さを伝えていきたいです」と、強い口調で決意を表した。【東京ウォーカー】