3/3は「耳の日」 耳掃除の上手な方法とは?

東京ウォーカー

3/3といえば一般的には「ひな祭り」だが、実は「耳の日」でもある。由来はもちろん…語呂合わせだ。

“耳”といえば、近年都内では「イヤーエステ」や「耳かき店」などが多数登場し、プロの手による“耳のお手入れ”に関心が高まっている。最近では、東急ハンズなどで家庭でも簡単に本格的な耳かきができる“プロ向けの耳かきグッズ”が販売され、人気だという。

専門コーナーもできるほど人気を集めるのは、耳かき用ローション「耳洗潔」(ワイマック、1575円)。トウガラシとミントを絶妙に配合し、元々は理容店向けに販売していた業務用のものを商品化した。「床屋で使うローションを売って欲しい」という声に応える形で、06年にローション単品と綿棒がセットになった「耳洗潔めんぼう」(20本入り、787円)が一般販売を開始。それ以降順調に人気を伸ばし、現在でも売り上げ好調だ。

この商品を開発したのは、老舗床屋の4代目。かつて耳そうじは業界で「耳そうじと顔そりが上手い店が流行る」と言われたほどの床屋の職人技術だ。今では廃れつつある技術を生かすために試行錯誤を重ねて誕生したのがこのローション。床屋はもちろんイヤーエステなどにも導入されているというから、性能はお墨付きだ。

「元々は床屋向けの商品ですが、実は“床屋とは縁がない方々”から支持されています。実際によく購入されるのは女性なんです」(ワイマック担当者)。イヤーエステなど“癒し”に関心が高いのはやはり女性層。女性誌の美容特集に取り上げられるなど、当初予想もしなかった展開を見せている点が興味深い。

男性のみならず、女性からの支持も集める“床屋の耳そうじ”。むしろ、耳に関する関心が高いのは女性の方だろう。やっぱり、3/3の「耳の日」も「ひな祭り」と同様“女性が主役”なのかもしれない。【東京ウォーカー/中道圭吾】

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