2/28より、東京・上野の国立西洋美術館で開催されている「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」に注目だ。なんと、“ルーヴルを初めて出る作品”が約30点もやってくるのだ!
レンブラントの「縁なし帽をかぶり、金の鎖をつけた自画像」や、シモン・ヴーエの「エスランの聖母」など、今までルーヴルを出たことのない“門外不出”の箱入り娘(?)たちを、日本で見ることができるという貴重なこの機会。
しかも今回はそれだけではない。フェルメールの「レースを編む女」、ルーベンスの「ユノに欺かれるイクシオン」など、日本初公開となるおよそ60点の作品も登場! 35万点にも及ぶルーヴル美術館の所蔵品から選りすぐった71点を、生で堪能できる美術展なのだ。
記者オススメの注目作は、フェルメールの「レースを編む女」。近年、何かと注目されるフェルメールだが、現在残っているのは30点程度。ルーヴル美術館ではそのうち2点を所蔵しており、その2点を目当てに世界中から足を運ぶ人もいるほどだ。初来日となる「レースを編む女」は、フェルメール晩年の傑作と呼び声が高い作品。ぜひ、その目でご覧あれ!
美術史だけでなく、世界史においても名を残した17世紀ヨーロッパ絵画の作品がこれほど一堂に会するのは稀なこと。6/14(日)まで開催しているので、このチャンスにぜひ行ってみては? ちなみに、販売は終了しているが、2/11までに前売りチケットを購入した人は、当日「ルパン三世★お宝チケット」と交換してくれるというサプライズも。当日の引き換えをお忘れなく! 【東京ウォーカー/安藤真梨】