この木なんの木!?世界の気になる巨木・奇木を大紹介!

東京ウォーカー(全国版)

死ぬまでに一度は訪れてみたい世界の観光スポットを、テーマごとにまとめて紹介してくれる旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の人気コーナー「バケットリスト」。そんな同コーナーで「死ぬまでに見たい 世界の巨木・奇木16選」が発表。日本人にもなじみの深い木々が、多数ノミネートされた。

サイトに掲載されている巨木・奇木のなかでも、まず最初に紹介したいのが、オアフ島のモアナルア・ガーデンズ・パークに立つモンキーポッド。日立グループのCMに登場し、「この木なんの木」の楽曲も有名なこちらの木は、連日大勢の観光客が見物に来ているが、実はそのほとんどが日本人だそうだ。周辺には日本人向けの売店も立ち並び、あの楽曲を口ずさみながら記念写真を撮る人も大勢いるという。

またこの他にも、血のように真っ赤な樹脂が流れる龍血樹(イエメン)や、「星の王子さま」にも出てきそうな巨大なバオバブ(マダガスカル)、アンコールワット遺跡に食い込むように伸びているガジュマルの木(カンボジア)など、サイトでは個性的な奇木が多数紹介されているが、そのなかでも特に気になったのが、カリフォルニア東部のホワイト山地で見られるブリストルコーンパインの森。

ブリストルコーンパインは“世界最古の樹木”とも呼ばれていて、なかには樹齢5000年近くのものもあるという。そのねじれた姿は不気味で、まるで悪魔や怪物のような雰囲気も醸し出しているが、標高3300m、最低気温マイナス30度という苛酷な環境で、何世紀にも渡って生き抜いてきた、まさに自然の神秘といっても過言ではない生命体なのだ。見物に行くのはかなりハードだが、これこそ“死ぬまでに一度は見てみたい奇木”と言えるだろう。

もちろんこれら以外にも、ゴムの木でできた天然の吊り橋(インド)や、緑、青、紫、オレンジと、その幹が様々な色に変化するレインボーユーカリ(ハワイ)、巨木の幹をくり抜いたトンネルを通過するドライブルート「アベニューオブジャイアント」(アメリカ)など、魅力的なスポットがたっぷり紹介してあるので、見ているだけで楽しい気分になれること間違いなし!

旅行に行きたいけど、旅先がなかなか決まらないという人は、本サイトをチェックして、世界の巨木・奇木巡りプランを練ってみてはいかがだろう。【東京ウォーカー】

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