【GEAR'S VOICE Vol.29 PART1】ノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」ジャグラー・渡辺あきらインタビュー@『ル・グランマーブル カフェ クラッセ』

関西ウォーカー

京都の街で絶賛公演中(現在は改訂期間中のため休演しています)のノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』の連載コラム第29回目(隔週木曜日更新)。今回は、『ギア-GEAR-』に出演中のジャグラー・渡辺あきらさんにお話を伺いました。「みなさまこんにちは、『ギア-GEAR-』制作スタッフのゆうじです。3月ですね。春はもうすぐそこです。はーるよ、こい!今回は、ベテランジャグラーの渡辺あきらさんとお話をさせていただきました。他の出演者の皆さんとの面白いエピソードがたくさん飛び出します!」

ゆうじ:さて、今回は『ル・グランマーブル カフェ クラッセ』さんにお邪魔しています。ここを選ばれたきっかけは?

渡辺:よく人へのお土産でここのデニッシュを買うんです。京都らしい素材が使われているデニッシュもありますし、大変喜ばれるんですよ。僕自身も大好きで、よく買って帰るのですが、カフェとして利用させていただくのはこれが初めてです。なんか一人でお茶するの緊張するじゃないですか(笑)。

ゆうじ:かなり上品な感じのお店ですもんね。男一人で入るのは確かに緊張するかも知れません(笑)。

渡辺さんはいつ頃からジャグリングをされているのですか?

渡辺:21歳くらいの頃からですね。大学生の頃、マジックのサークルに入っていて、そのサークルの中でジャグリングが流行ったんですよ。

ゆうじ:マジックですか!?

渡辺:はい。昔からマジックは好きで、よくやっていたんです。

ゆうじ:へぇーそうなんですね!それでマジックから浮気をして、ジャグリングに没頭されたと?

渡辺:まぁそうですね(笑)。正直言うと、マジックにはちょっと飽きてきていたんです(笑)。

ゆうじ:そうなんですか(笑)。ジャグリングを始められてからもうかなり長いと思いますが、ジャグリングには飽きたりしないんですか?

渡辺:もう15年近くやっていますが飽きないですね。未だにハマっています。ジャグリングって、やった分だけ成果が見えやすいじゃないですか?だから、やり甲斐があるんだと思います。

ゆうじ:うん、確かに。

渡辺:あとは、ジャグリングって自分でやっていても不思議な感覚になることがあるんです。このボールたちは勝手に宙に浮いているんじゃないか、みたいな。まあもちろん実際は自分が操っているわけなんですが、すごく集中してやっていると、なぜかそういう感覚になる瞬間があるんです。そういう瞬間は最高に気持ちいいですね。

ゆうじ:無の境地、というやつですかね。一口にジャグリングの技と言ってもたくさんあると思いますが、一番の得意技は?

渡辺:コンタクトジャグリングです。

ゆうじ:と、言うと?

渡辺:物体から体を離さずに、その物体を操る技のことです。水晶玉のようなボールを手の上で生き物のように操っている技、皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。

ゆうじ:ギアでも少しだけ登場する技ですね。

渡辺:そうですね。ただ、コンタクトジャグリングはボールをたくさん投げたりする技に比べるとどうしても地味に見えてしまうので、ショーとして魅せるのは非常に難しいんです。最近ではショーに取り入れている人も増えましたが、10年前はやってる人もほとんどいなかったんです。でも当時から僕はこれで観客を魅了したいと思っていて、自分のショーではオルゴール人形をしながらコンタクトジャグリングをするという独自のスタイルでパフォーマンスをしたりしています。

ゆうじ:オルゴール人形と言うと、マイム表現の一種ですよね。

渡辺:はい。実は以前いいむろなおきさん(現在もギア出演中)にマイムを習っていたことがあって、マイムも大好きなんです。

ゆうじ:多才なんですね!あとブレイクダンスとバレエができれば、一人でギアできますね(笑)

【GEAR'S VOICE Vol.28 PART2】へ続く。

http://news.walkerplus.com/article/37203/

【ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』とは?】


ブロードウェイの『ブルーマン』や韓国の『ナンタ』などで注目を集めた「ノンバーバルパフォーマンス」とは、言葉を全く使わない新しいタイプの舞台公演。『ギア-GEAR-』は、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングの超絶パフォーマンスとプロジェクションマッピングなどのテクノロジーが融合した、日本発・日本初の非言語エンターテイメント。舞台は古びたおもちゃ工場。かつてその商品だった人形「ドール」が、作業を続ける人間型ロボット「ロボロイド」とふれ合い、感情を獲得し、人間に近づいていく感動の物語。

待望のVer.3.00が5月3日にスタートします!チケットは3月9日より販売開始!

大人から子どもまで、日本語がわからない外国の方でも楽しめる70分100席限定の衝撃体験を、ぜひ劇場で!

注目情報