松を冷蔵庫で凍らせたり、ダリアを爆竹で爆破させたり、魚の泳ぐ水槽に花を生けたり。とにかく「普通」じゃない、フラワーアレンジメントで才能を発揮する福岡出身のアーティスト東信(あずま まこと)。福岡では3年ぶりとなる彼の個展「東信『AMPG vol.25』」が、3/18(水)〜5/24(日)、福岡市・中央区の三菱地所アルティアム(イムズ8F)にて、4期に分けて行われる。
今回は、東のプライベートギャラリーAMPG(東京都江東区))で、毎月1つの作品を展示・制作し、2年間にわたって24作品を発表し続けるプロジェクトのなかから、代表作を展示する。また、本展のために制作した25作品目や、全24作品の記録映像も上映する。
第1期は3/18(水)〜4/1(水)、造形美と生命力の象徴ともいえる五葉松を四角い氷にとじ込める。第2期は4/3(金)〜20(月)、花を「活ける」のではなく、「組み立てる」ことに挑戦。第3期は4/22(水)〜5/6(祝)、都会を象徴するようなコンクリートから球根が芽吹いていく生命力を表現する。そして、5/8(金)〜24(日)の第4期は最新作を展示する予定だ。
会期中の3/19(木)と、5/24(日)の19時〜20時には、東自身が、2度のライブ演奏を実施する。地元が生んだ才能を観に行こう。
【九州ウォーカー/城 リユア・濱崎美紀】