足のニオイにはクリーム型!消臭グッズの上手な使い方

東京ウォーカー

男性のニオイのケアに対する意識が高まっている。マンダムの調べによれば男性デオドラントの市場は、04年の売り上げ45億円から08年は71億円へ5年間で約1.5倍に拡大しているというのだ。

となると、気になるのは“スプレー型”や“ペーパー型”などの多数ある消臭グッズ(デオドラント商品)の効果的な使い方だ。マンダム中央研究所の三野浩二さんに、効果的な体臭ケアの方法を聞いた。

「デオドラント商品は、“スプレー型”から“クリーム型”まで、上手く組み合わせて使うことをオススメします。ケアする部位や季節、効果や持続時間などの特性、自宅や外出先など場所によって、それぞれ活きてくる商品の特性が変わってくるからです」。

広く均一に塗布できる「スプレー型」は、ニオイの予防として手軽に使用でき、自宅でも外出先でも大活躍。乾きやすさと清涼感が抜群だ。基本としてぜひ一本は持っておきたい。

“発生したニオイ”に唯一対処できるのが「ペーパー型」。汗をかきやすい夏場の外出先などでは必需品となる。消臭効果から持続時間、気持ちよさでは右に出るものはない。

肌に直接塗る「ロールオン型」は乾きにくく汗をかくとべたつくなど、外では使いにくいが、強い体臭にも効果的で持続時間が長い。わきなどのスポット使用には最適だ。

「クリーム型」は乾きにくいがスポット使用に最適で、汗や水に流れにくいスグレモノ。足先の消臭にはクリームが最適だという。

「ネット社会と評価社会の浸透で第3者が無視できなくなり、以前に比べ人間関係に緊張感が生じています。周囲の評価が気になり“人から好かれたい”けど、それ以前に“嫌われたくない”という心理が働く。この自己防衛意識がセルフケア行動につながり、ニオイに対しても敏感になっているのです」。

マンダムの第一商品開発部デオドラント担当の大森剛介さんは男性を“防臭”に向かわせている要因をこう分析する。今後は女性なみにニオイをケアする男性が、学生にも社会人にも増えるとも。もはやデオドラント商品は生活の必需品になっているのだ。

2月には「GYATSBY」から、汗と水に対しても強力な殺菌力を誇る「バイオコア デオドラント」シリーズや花王からは「8×4 MEN クールジェット」なども登場。需要の高まりと共に商品のラインアップも充実し、ますます注目を集めるデオドラント商品。上手に使ってニオイと戦い、“嫌われない”男を目指そう!【東京ウォーカー/中道圭吾】

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