広々豪華シート!カフェ車両!快適空間で電車旅ができる近鉄観光特急「しまかぜ」が3/21(木)運行開始!

関西ウォーカー

近畿日本鉄道では、大阪・名古屋~伊勢志摩を繋ぐ新型観光特急「しまかぜ」が3/21(木)にデビュー。3/8(金)に行われた関係者向けの試乗会に参加してきたので、「しまかぜ」の魅力を取材してきました!

「しまかぜ」とは、近鉄大阪難波駅・近鉄名古屋駅から伊勢志摩の賢島駅までをつなぐ、プレミアムな新型観光特急車両。快適な空間が特徴で、車内には広々とした3列シートで、シートは本革、エアクッション、レッグレスト、マッサージ機能などを備える。ほか、サロン室、和風・洋風個室を備えるグループ席や軽食が楽しめるカフェ車両もある。どの席からも流れる車窓の景色を楽しめるよう大きな窓になっている。フロントデザインは、シャープさと躍動感を表現し、伊勢志摩の海をイメージしたブルーと白を基調としたカラーリングでさわやかな印象だ。先頭車両からはガラス張りになった運転席が見られ、運転手と同じ景色を眺められるのも楽しみのひとつになりそう。

カフェ車両のメニューも充実しており、伊勢志摩の海の幸をふんだんに使った「海の幸ピラフ」(1300円)、松阪牛(まつさかうし)のコクと旨味が堪能できる「松阪牛カレー」(1300円)、三重県・愛知県産のウナギを秘伝のタレにつけた「特製うな重」(1500円)など、ご当地メニューが並ぶ。スイーツもあり、赤福(220円)、伊勢茶アイスクリーム(400円)、しまかぜの車両を再現したパッケージが可愛い「しまかぜカステララスク」(500円)など、どれも注文したくなる趣向を凝らしたラインナップ。

近鉄大阪難波駅からは約2時間30分、近鉄名古屋駅からは約2時間で賢島に到着する。各線からそれぞれの美しい景色を眺めながら、かつてないほどの贅沢な電車旅が満喫できる工夫満載。チケットはすでに販売開始している。「しまかぜ」に乗って、式年遷宮でにぎわう伊勢神宮や海の幸グルメや遊び場満載の伊勢志摩の海辺へ遊びに行ってみてはいかがだろうか。

●チケット販売場所

近鉄主要駅の特急券窓口ほか、近畿日本ツーリスト・JTB・日本旅行各グループ、農協観光など主な旅行会社で発売。※インターネット予約・発売サービスでも申し込み可能。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 若林 毅】

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