「機動戦士ガンダム」「装甲騎兵ボトムズ」「科学忍者隊ガッチャマン」など、多数の大ヒットアニメでメカニックデザイナーを担当してきた大河原邦男さん。そんな大河原さんがこれまでに手がけた400点以上の作品が展示される展覧会「超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン-」が、3月23日(土)より兵庫県立美術館で開催されることになった。
今回、会場に展示されるのは、各作品のポスター原画をはじめ、これまで門外不出とされてきた直筆の設定資料や実物大の巨大立体物など、ファンにはたまらないアイテムばかり!作品展自体はこれまでにも全国で開催されてきたが、これほどの規模のイベントは今回が初めてだそうで、大河原さんは「最初は会場の大きさを聞いて、自分の作品だけで埋まるのか不安でした(笑)。でも、作品だけじゃなく、設定資料も展示されると聞いて、それは面白い企画だなと思いましたね」と話してくれた。
また、展示作品の多彩さについては「アニメに興味を持っている若い方はもちろん、『ガンダム』で育ったお父さんや、2008年に放送された『ヤッターマン』を見ていたお子さんなど、いろんな方に来ていただけるとうれしいですね」と話してくれた。会場内には、超合金のおもちゃと併せてさまざまな設定資料が展示してあるので、それらを見比べて、複雑なメカの変形プロセスをじっくり鑑賞するのも面白そうだ。
なお同展覧会では、大河原さんが監修したガンプラ「MG 1/100 ガンダムVer.2.0 リアルタイプカラー 超・大河原邦男展Ver.」(4515円)や、ザクをイメージした「ザク型USBメモリ」(3680円)、各種複製原画(B2判:4万9800円/B4判:1万9800円)といった、ここでしか手に入らないアイテムの販売も行われる。特にガンプラは数量限定で、売切れ次第販売終了となるため、気になる人は早めに購入することをお勧めしたい。
「超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン-」は3月23日(土)から5月19日(日)までの期間中、兵庫県立美術館にて開催。【詳細は3月12日(火)発売号の関西ウォーカーに掲載】