免疫力アップが鍵!?内科医が語る、新生活のストレス対策方法とは?

東京ウォーカー(全国版)

春は、新しい社員が入社したり、部署の異動があったりと、職場においても環境が変化しやすいタイミング。この環境の変化がプレッシャーやストレスになり、心や体のバランスを崩してしまう女性も多いようだ。そんななかでアンケートを実施したところ、働く女性の9割が「仕事でストレスを感じる」と回答、「プチうつ」経験者も42%いることが判明した。そこで今回は、「新生活ストレス」を感じやすいこの季節に役立つストレス対策法をリサーチした。

生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研は今回、20、30代の有職者女性500人を対象に「仕事におけるストレス」に関する調査を実施。すると、「仕事においてストレスを感じることはあるか?」との質問には、9割近くが「ある」と回答。具体的に「ストレスを感じる瞬間」について聞くと、「業務が忙しく、やることが大量にあるのに、上司がさらに仕事を押し付けてくるとき」(24歳・大阪府)、「新入社員が何度言っても仕事を覚えず、メモも取らず、覚える気がないのではと感じてしまうとき」(33歳・静岡県)などの声があがった。

また、ストレスが心のバランスを崩す原因になることも少なくないようで、「五月病になった経験がある」と4人に1人が回答、「プチうつ状態(※「非定型うつ」と呼ばれ、特に夕方から夜にかけて精神的不調や身体的不調が見られる状態)になった経験があるか?」という質問には42%の女性が「ある」と回答した。特に、仕事場での環境・人員に変化があることが多い4月前後は、働く女性がストレスを感じやすい季節であることが判明。

そこで、内科医・皮膚科医である「衣理クリニック 表参道」片桐衣理院長を直撃。新生活ストレスの原因や、日頃から気を付けるべき対策法などについて話を聞いたところ、「まずはストレスの原因となる問題を見つめ直し、自分なりの解決手段を探すことが重要です」と教えてくれた。

ストレスが長時間続き、蓄積してしまうと、免疫力の低下や自律神経の乱れを引き起こすことになるそうで、「精神面だけでなく健康面や美容面においても体に良くない影響を及ぼします」と片桐院長。「具体的には、体重の変動(太る方、痩せる方と二つにわかれます)、不眠、めまい、立ちくらみ、頭痛、肩こり、胃痛、食欲不振、便秘や下痢などが起こり、疲労感や倦怠感が続きます。これらの症状が起きることによって、肌の不調にもつながり、美容面でも大きな影響を及ぼすのです」と注意を促す。

上述のような影響を出さないためには、「日頃から免疫力をアップさせる工夫をすることが大切」とのこと。免疫力を高めるうえでは、病原体などの侵入物が体内で増殖して悪影響を及ぼす前に対処する自然免疫の主要因子であるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させることが重要だそうで、片桐院長は「規則正しい生活を送ること、適度な運動を定期的に行ったり、毎日入浴をしたりと、芯から身体を温めること、十分な睡眠をとること、さらに、日頃から乳酸菌を摂取することもお勧めです」と、NK細胞を活性化させる方法を説明してくれた。

前述のトレンド総研では、これからの季節、免疫力アップに役立てたい「温浴」「快眠」「乳酸菌摂取」に関連する商品を、それぞれ紹介している。

■明治ヨーグルトR-1

忙しい女性たちでも日々実践しやすいのが、ヨーグルトを食べること。特に注目なのが、乳酸菌研究の中で選び抜かれた1073R-1乳酸菌が配合された「明治ヨーグルトR-1」だ。同商品は、免疫力アップを期待して商品を求める人が急増し、一時は店頭で売り切れが続出する事態になったほど。現在はスーパーやコンビニなどで販売されており、手軽に購入できるのも嬉しい。

■薬泉バスロマン

湯船にゆっくりと浸かることは、芯から体を温めることにつながる。人気の「バスロマン」のなかでも特に温浴効果を追求した「薬泉バスロマン」は注目の商品。温泉ミネラル(有効成分)が溶け込んだにごり湯の保温コートで、温浴効果を高めて湯冷めを防ぐ。

■anming plus リネンミスト

睡眠の専門医であるDr.Endo(遠藤拓郎医学博士)監修のもと開発された「快眠アロマ」シリーズの「anming plus(アンミングプラス)」。なかでもお勧めなのが、枕にシュッと一吹きするだけという手軽さが魅力の「anming plus リネンミスト(50ml)」。ベルガモットやオレンジの天然オイルを配合した優しい柑橘の香りが、心身の緊張をほぐしてリラックスを促しつつ、アクティブで明るい気持ちを誘う。

ストレスで免疫力が低下し、体調不良になるというバッドスパイラルを防ぐためにも、是非日頃からお役立ちアイテムを活用して体調管理を意識してみてはいかがだろうか。【東京ウォーカー】

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