【連載「竹内街道・横大路(大道)1400年」通信 その9】竹内街道の歴史を学んでみませんか? 葛城市歴史博物館の企画展『竹内街道の成立 -大道を置く-』6/30( 日)まで開催

関西ウォーカー

竹内街道・横大路(大道)の1400年活性化プロジェクトでは、参加自治体あちこちで街道を盛り上げるイベントを開催。今回は、葛城市歴史博物館で開催される竹内街道の企画展をご紹介いたします。

1、葛城市歴史博物館 春季企画展『竹内街道の成立 -大道を置く-』開催(葛城市)

平成25年4月27日(土)から、6月30日(日)にかけて、葛城市歴史博物館において、春季企画展『竹内街道の成立 -大道を置く-』が開催されます。

『日本書紀』推古天皇二十一年(613)冬十一月条の末文に記された「難波より京に至るまでに大道を置く」という一文にある「大道」とは、現在の竹内街道であると考えられています。

今年は、この記事より数えて1,400年の節目の年にあたります。その節目の年に際し、竹内街道について考える機会を持ちたいと思います。

まず、『日本書紀』に記された「大道」に焦点をあて、それが成立した経緯などについて整理し、関連する考古資料をとおして紹介いたします。

次に、この道が周辺地域にどのような影響を与えたのか、道を通じてどのようなモノが、どのような手段によって運ばれたのかについても紹介したいと思います。

今回の企画展をとおして、竹内街道に対する理解を深めていただければ幸いです。

会期中、竹内街道に関する講演会や、ウォーキングなども企画されております。展示会のご観覧とあわせて、ご参加してみてはいかがでしょうか。

【文=竹内街道・横大路(大道)1400年活性化事務局】

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