海洋生物マニア垂涎の、笑えてしかも為になる(かもしれない)ゆるい写真集が誕生した。変な名前の変な生き物を集めたフォトブック「へんななまえのへんないきもの」(1260円)が5月23日(木) 、中経出版より発売される。
地球上に存在する変な名前の生き物59種を紹介しているのだが、ただの図鑑と違うのは、その生態を面白おかしく、ゆるい感じで解説しているところ。解説を楽しく読むだけで、海洋生物マニアになれそうだ!
また、写真エージェンシー・アフロの膨大なコレクションから厳選した写真は、その美しさに感動するはず。そして、どこか憎めない生き物たちの姿に思わず笑ってしまうだろう。
例えば、どことなくウルトラマンに似ているという理由で「ウルトラマンボヤ」と名付けられてしまったホヤ。記者にはスパイダーマンに見えるのだが、名付け親にそう見えてしまったのだから仕方ない。
他にも、ものまねレパートリーが芸人並みのタコ、チュウをせがむ魚など、気になる変な生き物の写真が盛りだくさんだ。内容は以下の4章だが、分類の仕方もゆるい。
■「すごそうないきもの」:ウルトラマンボヤ/アバチャン/ハナデンシャ/オニアンコウ/フウセンウナギ/マタマタ ほか
■「おしいいきもの」:カニハゼ/カワテブクロ/キタマクラ/インターネットウミウシ/ツチブタ/エッチガニ/オオグチボヤ ほか
■「なんかいいかんじないきもの」:ハナイカ/ゾウギンザメ/ハナミノカサゴ/ウミウシカクレエビ/カエルアンコウ/オトヒメノハナガサ ほか
■「とほほないきもの」:オジサン/バットフィッシュ/ボロカサゴ/ナメダンゴ/ニセゴイシウツボ/キッシンググラミー/ウンコタレ ほか
面白くも美しい写真に癒され、笑って、勉強になる写真集だ。Amazonや書店で手に取ってみて!【東京ウォーカー】