天下統一を目指した戦国大名・織田信長の最期の地である旧本能寺跡に「信長と酒を酌み交わす」という新たなコンセプトの地下1階から地上4階建てのカフェ「信長茶寮(しんちょうさりょう)」が6/2(日)に誕生!
現在、月刊コミックゼノン(ノース・スターズ・ピクチャーズ発行)で連載されている「いくさの子~織田三郎信長伝~」の漫画家・原 哲夫氏と原作者・北原星望氏らが総合プロデュース。
1階は信長茶寮のオリジナルグッズを販売しているショップがあり、2階は食事処、3階は食事をしながら観賞できるショーステージ、4階は安土城の天守閣をイメージした個室となっている。地下1階には、安土桃山時代の地層まで掘り下げて採集した焦土や、織田信長ら本能寺戦没者慰霊碑があり、お参りができるようになっている。背後には、日本画家の柏原晋平さんが制作した龍の墨絵飾られておりその墨絵にCGが映し出されるプロジェクターで映し出されるという映像演出があり、信長ファンが喜ぶ仕掛け満載。さらに、地下1階奥には「信長の魂を感じながら酒を楽しむ」バーもあり80種類以上のカクテルを楽しむことができる。
2階の食事処では、原さんの描いたサイン入りの信長の絵や「辻ヶ花」と呼ばれる染めの技法を用いた安土桃山時代の古布と、技法を復刻して制作された着物を展示されており、メニューには信長が好んだとされる料理「湯漬け」、「信長カレー」など信長ゆかりのメニューが食べられる。
また、本能寺総本山の公認の施設になっており、建物の外観に使われている看板の題字は本能寺総本山の菅原日桑貫首が執筆し、本能寺総本山公認の施設というところもポイント。また、店内の各所には、漫画家の原 哲夫氏が描いた信長がアプリ「ゼノンARアプリ」(無料)を使うことでAR技術によって再現されているのでスマートフォンでアプリをダウンロードして探す楽しみもある。
ほかにも、千利休が茶をたてる時に使用した名水「柳の水」が沸いており、地下50メートルからくみ上げられて、ペットボトルを購入してその場で飲んだり、持ってかえることができるなど、楽しい仕掛けがいっぱい!
オープン日は、本能寺の変があった6/2(日)。オープン日には、舞妓さんや幸若流「敦盛」の舞、津軽三味線ユニットKUNI-KENの無料ライブなどを行われるので要チェックだ!
<信長茶寮(しんちょうさりょう)DATA>
住所:京都市中京区西洞院通蛸薬師上ル池須町419-2
営業時間:11:00~20:00、バー~翌2:00、2~4F11:30~23:00
定休日:火曜日
席数:お食事処30席
駐車場:なし
アクセス:地下鉄烏丸線四条駅より北西へ。徒歩8分
公式URL:http://www.shinchou-saryou.jp/
【取材・文=関西ウォーカー編集部 白澤和樹】